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(回答先: それはFunctionに様々なParameterを算入してFormulaを確認する検証を繰り返す必要があると思量します。 投稿者 如往 日時 2005 年 6 月 10 日 06:00:07)
考えさせられる言葉が散りばめられているので、少しづつ、区切って、考察させてください。
>例えば呉人(初期の渡来人と謂われています)の侵入以来、要因の一つとして彼らが
>大陸での敗残者であったがためにポテンシャルの点からも過酷な日本支配に
>及ぶことができなかったことが幸いし、日本は二項併存という受動的な思考形式による
>成果を体験的に洗練させ身につけていったと推察します。そのことを宗教学者の
>中沢新一氏が、和歌における枕詞と漢語の併記を挙げて例示しています。
ここで、呉の国を選ばれたことの慧眼に、感服します。私も、日本に流入した中国系の人材は、主に、『呉』だったと考えています。日本語の『音』や名前などからも、推定されますが、中国の三国時代における日本の情勢を詳しく調べてみました。倭人伝に海南島の記述もあり、それ以上前から、海流と貿易の結びつきがあったのでしょう。
>在来の「A+非A」の融合の理論はすでに敗戦の時点で対応能力の限界に達していたと
>想われます。
>戦後の早い時期に日本人でこの問題に取り組んだ代表者は理系出身の
>吉本隆明ではないでしょうか。
>私が彼から学んだものは、標題のような思考の方法でした。しかし、
>Formulaを編み出すのには相当な才能を必要とするでしょうし、
>遺憾ながら私はあまりに力量不足です。それにしても、
>Functionの措定とParameterの選出には毎回難儀しています。
この『Functionの措定とParameterの選出』を、例えば、数値のような誰にも、宇宙人にも、分かりうる方式で、「A+非A」と共立を表現することに、多くのアジアの叡智が挑んできましたが、まだ、完成されていないのでは無いでしょうか。むしろ、このエネルギーに驚嘆します。
>ただ、文系の私がデカルトを起点にしてヘーゲルからハイデガーを経て辿り着いたこの
>思考方法は、本当は最も基本的でしかもひょっとしたら
>二項対立の思考形式を超えるものになるかも知れないと思っています。
楽しみに成果を御待ちしています。