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【如往さんへ】ご指摘の通り飯田文彦× 史彦○ でした(失礼致しました)
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/218.html
投稿者 Carry That Weight 日時 2005 年 4 月 27 日 11:32:05: JJIy3maLdB0sk
 

(回答先: Re: ≒飯田文彦先生の著書の主旨と全く同一ですね 投稿者 如往 日時 2005 年 4 月 27 日 01:58:23)

如往さん ご無沙汰しておりました。
長期間の旅行等で如往さんへのレスのタイミングを逸したままになっていたことをお詫び致します。

さて、今回久々に書き込み(といっても瞬時の寸レスに過ぎませんが)を行おうと思い立ったのは、「風のように」さんの『犠牲者意識を持たない生き方』の提言がそれ程特異的なものではないという認識を抱いたからです、その認識は「飯田史彦先生の著書」で述べられている主旨に立脚しています。

飯田史彦氏は福島大学『経済経営学類』教授でして、心理学者ではありません。氏の著書「生きがいの創造」を始めとする「生きがい3部作」や「ブレークスルー思考」が非常に注目されています。
「研究者」の立場で世界中の膨大な研究事例をもとに『生まれ変わりと人生の本質』についての明確な結論を提示しています。因みに氏はあらゆる宗教・思想団体からの中立的スタンスを維持しています。この結論は非常に大胆なもので、完全肯定派と完全否定派のどちらかに分かれるでしょう。唯物論者は勿論、そうでない人の中にも俄かには信じ難いような内容が含まれています。私は何の抵抗もなくそれを受け入れた立場です。
多彩な実例・研究文献引用の提示とそれが意味するものの解説から構成されており、点と点が自然と繋がっていく感じで『生きることの意味』が浮かび上がります。具体的内容を簡潔に提示します。
・私達は「波動的な存在」であり、本来存在するべき場所は「別のところ」にある
・「別のところ」における生活を「現生」と区別するため便宜的に「中間生」と呼ぶ
・中間生は「最も見たい光景や慣れ親しんだ光景」が視覚化される。臨死体験時に
 宗教・文化的差異が見られるのはこのためである。中間生には時間がなく、
 欲や苦しみもない。現生とは対極的な世界である
・「波動的な存在」を便宜的に「意識体」と呼ぶ
・私達は「波動を高めるため」=個としての器を広げ、成熟した存在になるために
 『生まれ変わり』を繰り返す
・その際、指導的役割を果たす波動の高い(眩い存在の)意識体からアドバイスを
 受け、『どんな人生を歩むかを自分で決定する』。困難・ターニングポイントも
 全て自分で決定する
・それに基づき、『生まれる際の環境即ち、国・文化・両親等を自分で選択する』
・生まれた瞬間にそれまでの記憶は全てリセットされる。中間生に戻った時に全てを
 認識することができる。ここで指導的意識体により現生での行い、予め設計した
 人生目的とのギャップを認識し、足りない部分を補うために生まれ変わりを繰り返す
・成熟した存在になると生まれ変わりをやめ、指導的立場を取る場合が多い
・死を迎えると『会いたい人に好きなだけ会うことができる』
・夫婦や両親・兄弟、親友等は『ソウルメイト』と呼ばれ、生まれ変わりを共にし
 関係性を維持しながら切磋琢磨していく特別な存在である

エッセンスは大体こんなところでしょうか。凡そ経営学研究者が執筆する内容ではないことはこれだけでも十分ご理解いただけるかと思います。私が注目したのは、この結論(仮説)があくまで科学的データや信憑性の極めて高い実例のみを拠り所としていること、及びこの解釈を採り入れることで『自分が不幸である』ことからの脱却が図れることの2点でした。何かの壁にぶち当たった時、それを外的環境のせいにする=被害者意識を持つのではなく、『自分で予め設定した課題』と捉え、どう対処すればベターか(ブレークスルー思考)を考え実践していくことに「意味がある」わけです。
「風のように」さんの提言を拝読し、「う〜ん正に飯田さん的考えだな」と思い浮かんだのはここにありました。
最後に読後感ですが、世界が違って見えてきます。読んだだけで一回り成長したかのような錯覚を覚えます。そして何回涙が頬を伝ったかなあと回想します。無論前述の通り受け付けない人にはある種「トンデモ本」というイメージだけが残る懸念はありますが、私個人としてはすっかりファンになってしまいました。(42歳とは思えない方です)
如往さんも試しに、お手に取ってみてください。先月下旬に最新刊「生きがいの創造U」が出版されたようです(まだ未読ですので楽しみです)。一般の読者にも分かりやすいよう極めて平易な文章で綴られていますので、如往さんには物足りないかも知れませんが(笑)感想などお聞かせいただければ幸甚です。

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