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(回答先: Re: たけ（tk)さん、風のようにさん、如往さんへのまとめレス 投稿者 暇ラヤ山脈 日時 2005 年 4 月 27 日 05:28:36)
暇ラヤ山脈さん、お懐かしゅうございます。
暇ラヤ山脈さんにレスしようと考えていたところ、早々にご指名をいただき恐縮しております。
さて、私は投稿される方にたいする心理分析を避けてきましたし、今も些かもその考えに変化はありません。ただし、今回は暇ラヤ山脈さんとの四方山話の中で語られたものと風のようにさんには受けとって欲しいと願いつつ、少しダークサイドの話をしたいと考えます。
投稿に接した当初、風のようにさんは“境界例”の状態から蘇って来た人ではないかと直感しました。“境界例”には日常生活上は何ら問題の無いものもありますし、症状によっては心理療法家や精神療法家が介在しなければならないものもあります。また、所謂自己啓発セミナー等には“境界例”とそこからの快復を疑似体験するセッションがあるようですが、眉唾物でかなり危険性を孕んでいると考えています。（この辺のところはCarry That Weightさんが詳しいかも知れません。）
風のようにさんが何れの体験者なのか、あるいは例えばカトマンズやエサレンやハワイの何れかの地に出向かれて克服法を含めて体得されたのか、これまでの文面からは判別が難しいのですが、おそらくハワイではないかと想っています。しかし、“犠牲者意識”と自身の意識を対象化していることからも、すなわち或るVisionを見たことは確かなようです。それは“境界例”を脱出するのと同時に顕現すると云われるものです。何故このように直感したかというと、私自身が多分同じような体験をしているからだと考えています。けれども、Visionを第三者の理解に資するべく表現するのは非常に難しいと感じますし、それによって体験の本質部分を照し示すことができない以上、この話題に言及するのは私には憚れることでした。
ですから、暇ラヤ山脈さんによる【単なる所感なのですが、風さん（省略形御免）はちょっとマジメすぎると思うのです。もしかすると、同化している地点がいつの間にかおっしゃっていることと反対の地点に落ち着いてしまっているのではないか・・・という危惧を感じてしまいます。「思考」という中に、「価値観を超える」という視点を収めてしまうことによって生じかねない自己矛盾というものを、捉えなおしてみることはできませんでしょうか。】と、また【おっしゃっていることは全く正しいと思うのですが、それを体現するというのは今の貴方（と、文脈からとりあえず男性という風に推測させてもらいますが）にとって、人に啓蒙する、という姿勢にあたって、「訓戒」になってしまっているのでは、下手をすると己のあり方として貫き切ることに矛盾が生じてしまいかねないのでは、という感覚的疑問符を覚えてしまうのです。】との指摘にもありますように、風のようにさんはいまだトランスミューテーションの途上にあるのではないかと、そんな危うさを感じたものです。
＞いずれにせよ、目指して努力した結果得られるすごいものというのではなく、それはある意味馬鹿な人間に起こる「事故」のようなものだと思います（違うかな、たけ（tk）さん？）。なんか危ない表現になってしまいましたが、ラッキーな事故ってのもあるのかも知れない、というぐらいに留めておけば・・・。
＞要するに、現在の如往さんの居られる地点のように、抵抗に忠実に引っ張られていれば、つまり己と付き合いきってやるぞという馬鹿に励んでおれば、いずれ嫌でも「如来」が響く地点に落とされる日が来るんじゃないかな？ということだと思います。面倒な修行はいらないんではないかと。しかし、「如往」をやめれば、話は別でしょう。
高みを目指していたら行き着いたところは鍋の底の裏側、闇雲に走っていて躓いたことが悟りへの第一歩なんてことはよくあることでしょう。まぁ、「如来」は背中を押してくれる一陣の風のようなものではないかと想像していますし、黄泉へのマンホールに立った処でそっとプッシュするような意地悪をするかも知れないのです。きっとそれが「如往」のやめ時ですね。
そういえば、もう一人のＭ（♂？）さんはお元気でしょうか。おそらくあの御方のエスプリに敵う人は誰もおりますまい、またそれを理解する人もＭ（♀）さんをおいて他にはいないのではと思っています。どうか御心お健やかにと祈っている旨、お伝えください。
また、会いましょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。