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(回答先: 抑圧された獣性の爆発が日本を破滅に導く 投稿者 考察者K 日時 2005 年 4 月 19 日 14:12:16)
考察者Kさん、こんにちは。
▼考察者Kさん
【さて、最近は馬鹿が「机上の空論」と「徹底的な合理的判断」で法律を作ります。
その法律は「人間が野生動物」とか「感情の生き物」という面には全く配意しない冷徹無比な「二元論」の選択(デジタル思考)によって作られる訳です。
これを「デジタル馬鹿(視野狭窄者)の多角的考察の排除の原則」としましょう。
結果は、世の中は「欲望」とか「本能」という人間が有する感情を抑圧し、切り捨てる方向に社会全体が進む事になります。
これは「鎖に繋がれた犬」が放置されて欲求不満が蓄積された状況になる訳です。】
現在の社会が、欲求を抑圧し不満を蓄積させている状況にあるということは、その通りだと思います。
ただ現在の社会の仕組み(法律)は、「人間が野生動物」とか「感情の生き物」という面には全く配意しないのではなく、「人間が野生動物」とか「感情の生き物」という面を巧みに“強調して”、国民を支配する関係の構築をしているものと思っております。
法律による制限は、物事に「正しい・正しくない」という二元性を生み出し、「正しくない」行為をしたものをニュースやTVドラマ等で見た時に、即座に「悪い人間で許せない奴」といったような「感情」による統一的な価値判断に訴えかけ、「感情」を強化し、ある一定の方向へと導きやすくするための手段として利用されるもので、「支配―被支配」の関係を強化するものです。
また法律という制限された制度によって、個々の欲求はある一定の方向へ制限され、その満たされない欲求が、紛争・レイプ・虐待・格闘・奪い合い・縄張り意識などの動物的分野への欲求へと方向付けられて、それによって元来「人間は野生動物」的であると植え付けられ、確信させ、そして格闘技やゲームや風俗等々の動物性を強化する娯楽を用意し、罪悪感を巧みに擽りながら、ある一定の方向へと「支配―被支配」の関係を益々強化して確固たるものにしているのが、現在の社会の仕組みのひとつの側面だと私は思っております。