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(回答先: 組織にとっての「俗」と「聖」 [日さんへ] 投稿者 如往 日時 2005 年 7 月 18 日 23:53:59)
生にもなった頃、その夢が母親の胎内から出産した時の記憶であることを理解しました。フラッシュバックで現れた映像は、肉親やその交友関係者の笑顔だったのです。
あの時に受けた衝撃はその後の現実を測る価値観になりました。全てを疑いざるを得ない。何事もまやかしで、永遠足りえない。愛と自由も100年と持たない幻。ならば帰着すべき場所に妥協は無い。あの苦しみは2度とごめんだ。そこを目指して見れば、この世の生活などはひと時の瞬く間の遊びに過ぎない。この一生など何ほどのことも無い。この世の栄華盛衰も来世の途上へのひとコマとして受け入れながら、視野はその遥か彼方に置いていました。
そんな思いから18の時彼女と友人と3人の秘密結社を作りました。目的は世界平和、戦略は目的を持たないこと(目的を掲げれば、意見が割れたり、それを見失った時、組織はすぐ存在意義を見失い、解散するだけだから)。
又、どこかに存在するであろう同様のグループをも想定して、それとのスムーズな合流をも予見した秘密結社であるからにはグループの名称すら不要であるという理念によって、結成しました。これはすぐに胡散霧消しました。
その直後、地元新聞にある広告が掲載されたのです。「目的を持たないことを唯一の目的とする会」への参加を呼び掛けるものでした。そのタイミングには随分と驚きましたが、結局その方の説明を聞く内に、(老若男女を問わずと謳いながらも、同年代で集いたい)と言う本音が伝わってきた時点で、身を退く事にはなりました。
主催者はパチンコ屋の社長で有り余る経済力を持て余したインテリ中年で、真摯な対応をしていただきましたが。。。
この会も3年程で解散報告が地元紙に載りました。主催者の支出でその自己満足のお付き合いを50人ほどがさせられていたようです。
それから11年、ただひたすらに念じ続けておりました。
この世界のどこかに同じ思いで結成された地下組織は必ず存在し、いつの日かその者達とどこかですれ違う時が来る。
それは一期一会であろう。そのチャンスが訪れても、こちらがその準備をしていなければ(アンテナを張り、チューニングし続けていなければ)、せっかく訪れたそのチャンスもふいにするだろう。それは絶対に避けねばならない。そんな勿体無い事は無い。
しかし、どうやって彼らを見分けられるだろうか?彼らは自己顕示する名前もない地下組織なのだろうし。。。
あるグループの一人