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(回答先: アフリカ学について、御参考までに 投稿者 Sun Shine 日時 2005 年 9 月 02 日 10:17:00)
横のほうからお邪魔します。
実は、木村氏の著作、『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』昭和50年11月20日発行、定価1,500円を所持しています。おぼろげですが、発行まもなくの時期に神田?で買ったように記憶しています。この頃は、アフリカ関連の日本語の本は、学者先生の書く研究滞在日記の類、あるいは横文字をタテに直しただけのものが多かったようで、木村氏の著作はかなりの意欲作として読ませていただきました。ビニールカバーも健在ですし、あの頃はまだ奥付けに小さな紙片を貼り付ける習慣が残っていたのだな(時には著者が印を押していましたね)と、今手にとって眺めています。
それから、Sun Shineさん、はじめまして。蛇足ですが、「サリフ・ケイタは、13世紀に西アフリカ一帯を征服した古代マリ帝国の始祖スンジャータ・ケイタの直系の子孫」と、たしかにこの英文ページに書かれていますが、このあたりはあまりまともに受け止めないほうがいいお話だと思います。彼の歌手としての業績を否定するものではありませんが、旧マリ王国一帯にはケイタ王の血を引くといわれるケイタ家が現在ではごまんと存在していて、なにがなにやらよく分からないのが実態だと思っています。また、先祖がグリオということであれば、それは王に仕える側の家系になるはずですので、ケイタ姓ではありえないということにもなります。よくある、箔付けのための記述だと考えています。