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(回答先: Re: グラスウールの安全性Q&A(硝子繊維協会)---石綿と比較。発がん性なし(日本硝子繊維協会) 投稿者 彼方 日時 2005 年 7 月 30 日 18:07:55)
彼方さん、お久しぶりです。
ご紹介いただいた資料を読んでみて天然素材にもそれなりの危険性が潜んでいることがわかりました。
いろいろ住宅についてお悩みのご様子、私も引っ越し貧乏ですのでよくわかります。古い木造の二階建てで格別家賃の安いものを探し回りました。阪神間の通勤便利なところも探したのですが家賃が合わずに見送りましたが、これが大震災を避けることができたと思うとそれなりに感慨があります。神戸では六甲の山の手ではなくダウンタウンの古い木造住宅が全壊しました。
サラリーマン時代は家を新築するつもりはなく、せめて快適に住める場所を、勤務地との距離など考えずに探しました。転勤の多い会社でしたから会社の手配した住宅にはすぐに不満が出て引越しする、するとまた転勤命令が出る、20数年のあいだに11回家移りしました。おかげで引越しの楽しみを覚えました。
郊外の風通しのいいところで、少々隙間風が入ってもかまわない木造住宅が一番ですね。日本の住宅は冬は寒いが夏は涼しいように作られていればベスト。最近の新築される家を見るとみな西欧風で窓は小さく、あれは夏のエアコン使用を前提に作られているのだと思いますがエアコンも体には悪い。内装はハイカラですが化粧版のオンパレード。見るだけでシックハウス症候群にかかった気分になります。
私が結構気に行っているのは、島根県松江にあるラフカディオ・ハーンが松枝中学で教鞭をとっているときに移り住んでいた住宅(もと武家の住宅ですが今風に言えば質素)、今から見れば平屋建てで天井も低く窮屈そうですが、風は三方向からはいりこんできます。庭もあるし、ハーンの言う蛇も庭に造られた小さな池の端の石の上で休んでいる(居心地がよさそうです)。ほか、最近訪れた中仙道の宿場町で中井宿。「夜明け前」を訪ねて歩いたのですが、こちらは江戸時代の宿場町そのままの風情を残していますが、古い建物の9割がたに人々が住んでいるそうですが、古くても住み心地がいいそうです。
私の現在の住まいは木造で昭和40年代建築の二階建てですが、借家ですが使い勝手は悪いけど、風通しがよいので気に入っています。夏は、昼に瀬戸内の海風が、夜は陸南風が家の中にはいって、エアコンを回す時間は食事をするときくらいで意外に少ないです。
彼方さんもどうぞよい木造住宅に出会えますよう祈念申し上げます。
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