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(回答先: アスベスト公害の恐れ、旧労働省が71年に指摘(Yomiuri) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2005 年 7 月 22 日 06:25:07)
石綿含有物、低濃度で吹き付け継続 75年原則禁止後も
2005年07月23日08時24分
http://www.asahi.com/life/update/0723/001.html
壁や天井に施されていたアスベスト(石綿)の吹き付けが、75年に原則禁止とされた後も、規制対象外の低濃度での使用が続けられていたことが分かった。当時、石綿の含有が5%を超えた吹き付けは禁止されたが、それ以下の含有量まで規制されたのは、95年になってからだった。石綿は低濃度でも吸い込むとがんの一種「中皮腫(ちゅうひしゅ)」などの原因になる。約20年間、不十分な規制が続いていた格好だ。
石綿吹き付けは、日本では55年ごろから始まった。高度経済成長期の建設ラッシュで普及し、危険性が高い青石綿や茶石綿も用いられた。
石綿は、ロックウール(岩綿)やセメントに混ぜ、吸音や断熱・耐火などのため学校や公民館、ビルの鉄骨や天井などに施されたという。
厚生労働省などによると、75年に改正された特定化学物質等障害予防規則で、石綿含有量が5%を超える吹き付けが原則禁止になった。しかしその後も、石綿を使わず岩綿ばかりだとうまく付着しないことから、5%以下の濃度で含有させ、作業が続いていた。
人工の岩綿の質が向上したため、80年代後半になると石綿は使用されなくなった、といわれる。
「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」代表の名取雄司医師によると、石綿は少量でも肺がんや中皮腫を引き起こし、濃度が低くても安全ではないという。
厚労省化学物質対策課は「吹き付けは、ほかの石綿製品と比べて崩れやすく、いっそうの配慮が必要だったかもしれない」としている。
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