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(回答先: 胸部X線:健康診断で廃止検討、有効性に疑問 厚労省(毎日新聞) ― これまでの検査は無意味なX線被爆だったのか? 投稿者 シジミ 日時 2005 年 7 月 17 日 04:02:03)
X線検査でガンになる?:15ヵ国の比較で日本が最悪の結果
http://www.asyura2.com/0401/health8/msg/867.html
投稿者 passenger 日時 2004 年 9 月 10 日 20:51:22:eZ/Nw96TErl1Y
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/cancer/325039
X線検査でガンになる?
15ヵ国の比較で日本が最悪の結果
地域の健康診断や人間ドックに行くと、必ずといっていいほど検査項目に含まれているのがX線(レントゲン)検査。しかし、X線検査にはわずかではあるが発がんのリスクがあることをご存知だろうか。
世界的に有名な医学雑誌であるランセット誌の2004年1月31日号に、X線検査の頻度と、それによりどのぐらいがんにかかるリスクが増えるかについて、先進15カ国を比較した論文が発表された。日本は人口1000人当たりの年間X線診断頻度が群を抜いて高く、その結果、がんの3.2%、年間7587人がX線診断によるものであると結論づけられた。これは15カ国中最悪の結果だ(図)。
検査の受けやすさがリスク増に
各国におけるX線診断(X線検査、CT検査)の頻度には、国連科学委員会の2000年報告書のデータが用いられた。日本に関しては、CT検査の頻度が分からなかったために、先進諸国の平均値で計算されている。
ただし、日本における単位人口当たりのCT設置台数は、他の先進諸国の3.7倍にも上る。CT検査の頻度が設置台数に比例すると仮定すると、X線診断ががんを引き起こすリスクは4.4%、年間9905人に上昇するとの注釈も付けられた。
この結果を見て「がんを早期発見するために受けたX線検査で、がんにかかることがあるとは、とんでもない」と憤る人も多いだろう。だが、逆の視点からこの結果を眺めると、日本では比較的小さな医療機関でもX線検査が受けやすいということを示している。がんにかかることを心配しすぎて、必要な検査を受けないことは、かえってマイナスが大きい。
放射線医学総合研究所(千葉市)では、この論文についてコメントを発表した。それによれば、大量の放射線に被ばくすればがんの危険性が増えることは明らかになっているものの、X線診断で受けるような少量の放射線ががんを引き起こすかどうかについては、科学的に明らかにされてはいないという。
ただ、これより少ない量であればがんが起こらないと確実に言える値もない。特に、複数の医療機関にかかっている人は、いつ、どこの病院でX線検査を受けたのか、メモしておくとよいだろう。
(北澤 京子=日経メディカル)
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