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呪詛を受けたことにより生じる諸症状
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投稿者 たそがれ竹べえ 日時 2005 年 7 月 11 日 21:14:14: EzRc1UvJydDio
 

呪詛を受けたことにより生じる諸症状

『幻聴が聞こえたら』より
http://www.gennchougakikoetara.com/jyuso.html


2005年7月11日


 先日、中村雅彦[著]『呪いの研究 〜拡張する意識と霊性〜』という本を読む機会がありました。勉強になる書籍であると感じましたが、その内容において、呪詛を受けた際の症状についてふれられていました。幻覚とも関わりのある内容でしたので今回はその内容について書いていくことにします。


呪詛を受けた(呪われた)ことにより生じる諸症状

 私がこれまで観察してきた霊的虐待には以下の特徴がある。

(1) 身体的症状=発熱、めまい、耳鳴り、疝痛、偏頭痛、悪寒、吐き気、全身倦怠感が定期的(一週間程度)、定時的(特に夜間)に生じるのが初期症状。呼吸困難、運動機能障害、手足の動きが鈍くなったり、しびれを伴う。やがて内臓疾患、特に従来から機能の弱っていた臓器に急性の症状が現われ、急速に悪化する。どこが弱るかは個人差がある。医者にかかると自律神経失調症、更年期障害、風邪などと診断されることが多い。投薬治療を受けても症状の改善はない。内臓疾患の場合、潰瘍、悪性新生物(ガン)もある。重篤な状態に至り、緊急入院、外科手術を受けたりする。

(2) 精神症状=悪夢、金縛り、幻覚(夢か現実かわからない恐怖を伴うビジョンに襲われる)を定期的、定時的に繰り返す。異様な眠気に襲われる。やる気や気力が失せ、抑鬱感が高まる。情緒的に不安定。焦燥感。イライラ感。軽い神経症に似る。

(3) その他の症状=身体から悪臭が漂う(体臭ではない)。飼っていたペットが突然死する。神仏への供物、食物全般の腐敗が急速に進む(季節、温度に関係なし)。こうした状態が続くため、仕事に対する動機づけが低下して収入が激減したり、イライラしやすくなったりして人間関係のトラブル(喧嘩、いさかい)も続発する。やることなすことがことごとく裏目に出る。

(中略)

 もちろん、呪詛の症状については、まずは医者にかかってみることを勧める。医学的な診断と霊障は症状的には類似していることが多く、思い込みの激しい人は「自分は呪われている」と大騒ぎして、すぐに霊能者のところに相談に行ったりする。しかし、じつは通常の医学的症状であることが圧倒的に多い。いずれにしても、ここに記した症状に似ているからといって、「呪詛症候群」であると鵜呑みにせずに、異なった診断基準からも診てもらう必要がある。(中村雅彦[著]『呪いの研究』トランスビュー。40頁より。)


 以上。著者によりますと、本当は医学的な症状に罹られている方が、呪詛の被害にあっていると思い違いをされているケースが圧倒的に多いのだそうです(実際に、呪詛の被害にあわれている方々は存在します)。現在では、マインドコントロール・テクノロジーにより被害を受けていると主張されている方々もいらっしゃり、同様に、思い違いをされてい方々と実際に被害にあわれている方々がいらっしゃるのではないかと思います。

 呪詛を受けた際の症状として、発熱、めまい、耳鳴り、偏頭痛などの身体的症状等に襲われ、何に対してもやる気が無くなる、とのことです。そのような状況下では、原因を解決するために行動する、そのこと自体が非常に困難であると想像することができます。しかし、

初期症状が一週間程度、定時的に発生する
悪夢、金縛り、幻覚、が定期的・定時的に発生する
身体から悪臭が漂う(体臭ではない)

 主に上記の症状について、呪詛を受けた際のキーワードになり得るのではないでしょうか。例えば、部屋全体に悪臭が充満する現象が起きた場合など、それが一つの目安になると考えることができます。


呪詛を受けることになる原因について

 第一に、人に恨まれないこと。恨まれるようなことをしない、それが呪詛を受けないための秘訣ではないかと思います。つまり、人に恨まれることをするということは、呪詛を受ける原因を作ってしまうということです。
 しかし、清廉潔白な生活態度で日々過ごしていても、呪詛による被害を受ける可能性があります。私が感じますのは、ある人が新興宗教団体と接点をもった場合、その人が呪詛による被害を受ける確率が飛躍的に上昇するのではないか、ということです。主に以下のようなケースが考えられます。

新興宗教団体に一度入信したが、その後脱会した
両親が新興宗教団体の熱心な信者であるが、息子である本人はその信仰を拒絶している
新興宗教団体への入信を拒んだ
新興宗教団体との利害関係が生じた

 著者により、新興宗教団体が脱会者に対して霊的虐待を行うプロセス・霊的虐待が疑われる場合の対応策、についてふれられています。前者は、現世利益を求めて新興宗教団体に入信した方が、望んだだけの効果が得られず脱会、その後は新興宗教団体による引き留め工作、呪詛、嫌がらせなどを受けつづける、その過程について記述されています。そして、後者においては、その被害が疑われる場合の対応策について書かれています。


呪詛は本当に存在するか

 これは、存在するといえます。心霊治療を行うヒーラーや心霊治療家の方々がいらっしゃいますように、逆の作用を及ぼす呪詛を行う祈祷師は存在するということです。そして、人間の心身に対して、心霊治療はプラスの作用を及ぼすが、呪詛はマイナスの作用を及ぼす、ということがいえます。

ヒーラーによる、ラットの傷を治す実験
ウィリアム・ブロードによる遠隔凝視実験
生きている人間の念、生霊の恐ろしさについて

 現代においては呪詛を取り締まる法律が無く、野放しで行われている状態です。しかし、著者によりますと、旧刑法の前身である「新律綱領」には呪詛を取り締まる法律が規定されていたとのこと。心霊的な価値観・存在を否定し、科学万能主義・唯物論的な価値観に侵されている現代こそ、呪詛を行う悪しき者たちにとっては好都合な時代なのではないでしょうか。

 以上。今回は、呪詛についてふれさせていただきました。

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