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(回答先: いつかどこかで吸ったかも 拡大アスベスト禍(Tokyo) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2005 年 7 月 07 日 11:07:11)
妻4人がアスベスト死 夫の服に付着? 兵庫・神奈川
2005年07月07日13時51分
http://www.asahi.com/national/update/0707/OSK200507070041.html
アスベスト(石綿)が原因でがんの一つの「中皮腫(ちゅうひしゅ)」になる被害が、石綿を扱う工場の社員だけでなく、その家族にも広がっていることが7日わかった。大手機械メーカー「クボタ」(本社・大阪市)では、旧神崎工場(兵庫県尼崎市)に勤務していた元社員の妻が死亡。神奈川県横須賀市でも、石綿を扱う造船所などの従業員の妻3人が中皮腫で死亡していたことが確認された。いずれも、夫の作業服に付いていた石綿を吸引したことなどが原因とみられるという。クボタは因果関係を認め、遺族に約3000万円の補償金を支払った。
●クボタは遺族へ補償金
クボタによると、社員は1958年〜96年まで同社で勤務。このうち58年〜71年の13年間、水道管を製造していた旧神崎工場に勤め、原料の青石綿を製造ラインに供給する仕事をしていた。夫が石綿と関係のない持病(肝硬変)で亡くなった99年11月、妻は中皮腫と診断され、02年5月に59歳で死亡した。
クボタによると、診断した医師は、妻が中皮腫となった原因について「夫の作業服に付着した石綿が、洗濯などをした際に飛び散り、それを吸引したためと思われる」と説明したという。
同社は、社員が石綿関連の病気で死亡した際には労災認定に基づく労災保険の支給金のほかに、約3000万円の補償金を支払っている。妻は社員でないため労災認定はされなかったが、社員に対する補償金と同じく約3000万円を遺族に支払ったという。
旧神崎工場をめぐっては、社員や協力会社員のほかにも、周辺住民5人が中皮腫を発病し、2人が亡くなっている。同社によると、社員の家族が石綿関連の被害を受けたケースはほかに確認していないという。
クボタ広報室は「退職者に実施している健康診断を家族にも受けてもらう方向で検討している。健康被害が生じていた場合、誠心誠意対応したい」と話している。
◇
アスベスト被害をめぐり、神奈川県横須賀市の横須賀共済病院と同市立うわまち病院が共同で調査した結果、過去約30年間の中皮腫患者64人のうち、夫が造船所などアスベストを扱う職場に勤務していた妻3人も含まれていることが、7日わかった。
64人は同県三浦半島在住で、72年から03年にかけて共済病院で診察を受けた患者。大部分はすでに死亡しており、妻3人も中皮腫で死亡している。調査にあたったうわまち病院の医師によると、「妻たちは、夫の作業着を洗濯する際に、頻繁にアスベストを吸い込み、中皮腫になった可能性が高い」と話している。
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