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(回答先: 村上ファンドと阪神電鉄 11日にトップ会談 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 10 月 08 日 16:09:36)
村上氏の球団上場案に難色 グループの“虎の子”で
http://www.sankei.co.jp/news/051008/kei066.htm
プロ野球阪神タイガースの株式上場を要求している投資ファンド(村上ファンド)の村上世彰(むらかみ・よしあき)氏に対し、阪神電気鉄道の西川恭爾(にしかわ・きょうじ)社長は11日開催のトップ会談で、あらためて難色を示す意向だ。
球団の上場が野球協約上難しいことに加え、タイガースを電鉄傘下に置くことでグループ全体の収益につながるとの経営判断があり、電鉄にとって“虎の子”だからだ。
球団を手掛ける阪神タイガースの売上高は、18年ぶりにセ・リーグ優勝した2003年12月期でも179億円、04年同期は146億円。今年3月期の電鉄の連結売上高は約3000億円で、そのうちの5%前後にすぎない。
しかし、タイガースが熱心なファンを多く抱えていることで、電鉄や阪神百貨店などへの波及効果は抜群。「グループの『至宝』ともいえる存在」(広報室)という。
2年ぶりにリーグ優勝した今年は、電鉄の運輸収入が6月から8月まで3カ月連続で前年同月を上回った。タイガースの好成績でファンが足を運び、阪神甲子園球場への入場者数が増えたのが大きかった。阪神100のセ・リーグ優勝記念セールでも、球団グッズや衣料品が飛ぶように売れた。
電鉄役員は「タイガースは親子丼の具のようなもの。具によって、鉄道や百貨店といったご飯をおいしく食べられ、おなかが膨れる」と指摘し、グループ内での相乗効果を強調する。
これに対し「親子丼の具」を狙う村上氏の作戦が、企業価値向上につながるのか、その「虎の巻」はまだ見つからない。(共同)
(10/08 19:12)