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(回答先: これ、日本にぴったり。 投稿者 baka 日時 2005 年 9 月 25 日 23:57:10)
http://www.hi-ho.ne.jp/takayoshi/kyoko/keturon3.htm
阿修羅・大衆紙(儲かるからなのだろうが)では、なぜか小泉批判が多い。
それは、歴史的評価からして間違いである、ということを誰かが言っておかなければ
阿修羅では、全部が批判していたとなりかねない。リスクをはらんでいる。(なんちゃって)
小泉内閣、竹中大臣がこの世に出なくては以下の項目からは、絶対日本は脱出できなかった。
1、今後金融における厳しい競争が行われることになるが、銀行の存続のために財務体質の強化が不可欠なため、貸し渋り行動は基本的に続かざるを得ないこと。
2、公的資金によって資本充当を図ろうとしても、情報完全開示の下では顧客から危ない銀行との認識される恐れがあり、また格付け機関による評価も低くなる可能性が高いこと。
3、2001年から始まる預金のペイオフが近づくにつれ、預金者や取引先は資本を注入した銀行との取引を避ける傾向が予想される。したがって政府の判定によって混乱が起こる可能性があること。一方でそうした混乱を防ぐために不良行まで対象とすると、個別金融機関の救済につながり、延命されるおそれが強いこと。
4、早期是正措置の先送りは貸し渋り対策に効果が期待できるが、一面では不良債権処理を先送りさせ、経営体質の刷新を遅らせる可能性があること。
5、有価証券の原価法導入は、世界的に標準となっている時価基準から大きく外れ、市場経済に逆行していること。
6、土地再評価は金融機関の資産内容を向上させるものの、本質的な経営刷新を遅らせる恐れがあること。
7、10兆円の国債発行と、20兆円の政府保証による日銀資金の算定の根拠が極めてあいまいであること。さらに、政府保証による日銀資金は、財政法で禁止されている日銀引き受けによる国債発行にあたり、法的に問題であること。
今、不良債権は問題にならない。
それは、この内閣があるからだ。
まだ財政赤字(この問題は次に送られるが、負債を減らせば景気に多大に影響が出るのでこの問題は今までの問題より難しいのかもしれない)の問題が残っているが、いままでは不良債権という二重の荷物があったことを忘れてはならない。
この不良債権問題を先送りするため、先代内閣は銀行と結託し、政治力による不良債権選別やPKOなど繰り出してきた悪行の経緯がある。
これらを14年近く繰り返したのである。
しかもこの間、地域振興券や消費税・医療負担増・積極財政・減増税を繰り返し
国政をゆがめ、民意をもてあそんだ。
それらはすべて、不良債権で苦しむ大企業(それに連なる中小企業倒産と失業者の増加に歯止め)を維持しようとする試みから生まれたものである。
これらからの決別を、決定してのが小泉内閣である。
それと同時、溺れるものも出てきた。
いままでの政府がいかに大本営発表を行っていたか、すぐに判別できる材料をいくつも
小泉内閣は提供してきたのだ。
この情報により、いくつかの大企業(それと同時に中小企業は倒産に追い込まれ、失業者が増加した、しかも財政のサプライズには限定という舵取り)は倒産まで追い込まれた。
それは、いままで政府が「大丈夫」と太鼓判を押していた企業である。
これを気に、金融部門の改革がはじまる、そして、●●の民営化これが最後の砦というのは、金融部門からの言葉である。
この壁を崩して初めて、日本の金融改革は成功するのである。
なんといっても、世界一の銀行が日本の銀行業の仕事(国営という信用力で)を精神的に邪魔しているの間違いないからである。
小泉内閣は、不良債権問題を正常化するという、日本にとって大リスクを排除してくれたと同時、朝鮮信用金庫やマネーロンダリングなど多くの悪い組織を壊滅に追い込んだ。
これらの問題をいままで先送りしてきた内閣から「日本ことなかれ主義(日本的偽り社会主義)」を排除したのだと評価できる。
いままでの、金の流れが変わるなかで次の内閣は、難しい舵取りを迫られる。
小泉首相が、一年で退陣し金の流れを再構築(民間国際金融に組み込まれるという形)
の中でどのように、外交や地方との政治を指向すればよいか模索する段階に入ると思われる。
経済的には、国際公共財を追求する形になるだろう。これは地球資源のコントロールにつながっていく、その裏組織がどのような者達かは分からないが、資源国家の動向に衆目していけば見えてくるはずである。
これからは、狭い地球の資源配分を重視する戦略を打ち出す組織が競争に勝利すると思われる。
だから、日本の国際企業を援護する政策が必要である。
これは、いいかえれば帝国主義からグローバル経済へ形が変わっただけである。
これに日本は勝利しなくては、将来、海外資本に占領されるだけの形に終わってしまう。