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(回答先: 米国不動産バブルの崩壊 インドネシア経済の崩壊 世界の金融市場の崩壊 【World Report】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 20 日 19:03:38)
「為替」 米FRBの利上げ継続スタンス変わらずドル全面高112.01円/1.2111ドル/ニューヨーク外国為替市場概況
「米FRBの利上げ継続スタンス変わらずドル全面高112.01円/1.2111ドル」ニューヨー
ク概況 2005年9月21日(水曜日)−株式会社フィスコ 山下政比呂
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:33JST 「米FRBの利上げ継続スタンス変わらずドル全面高112.01円/1.2111ドル」
【ロンドン市場概況】
20日のロンドン外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて模様眺めか
ら全般的に小動きの展開になった。ドイツの9月ZEW景気期待指数が38.6(予想45.0、
8月50.0)に低下したが、30台の予想もあったことから発表後のユーロ売りは限定的
となり、ユーロ・ドルは1.2161ドルから1.2143ドルまでの下落にとどまった。その後
ショートカバーのユーロ買いがみられ、ユーロ・ドルは1.2175ドルまで反発した。ユ
ーロ・円は135円19銭から135円67銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.8032ドルから
1.8068ドル、ドル・スイスは1.2753フランから1.2785フラン、ドル・円は111円25銭
から111円48銭で取引された。
【経済指標】
独・9月のZEW景気期待指数:38.6(予想45.0、8月50.0)
英・8月のマネーサプライM4速報値:前年比+10.2%(7月+11.3%)
【要人発言】
メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁
「独総選挙の結果はECBの金利に影響しない」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円:111円41銭、ユーロ・ドル:1.2162ドル、ユーロ・円:135円42銭、ポン
ド・ドル:1.8059ドル、ドル・スイス:1.2769フラン
【ニューヨーク市場概況】
20日のニューヨーク外為市場では、ドル・円はオプション絡みや米マクロファンド
筋の買いで111円38銭から111円65-70銭まで上昇した。連邦公開市場委員会(FOMC)で
政策金利引き上げが決定され、「カトリーナの影響は一時的で慎重なペースでの利上
げ継続が必要」と発表された事から債券利回りが上昇、ドル・円は112円01銭まで一
段高となりほぼ高値圏111円95-00銭で引けた。
ユーロ・ドルはロシア中銀筋の買い観測やショートカバーで1.2146ドルから1.2192ド
ルまで上昇したが、米利上げ決定を受けて1.2111ドルまで反落し安値圏1.2115-20ド
ルで引けた。ユーロ・円は135円38銭から135円97銭まで上昇した。ポンド・ドルは
1.8061ドルから1.7980ドルまで下落した。ドル・スイスは1.2745フランから1.2829フ
ランまで上昇した。
【原油市場】
原油相場は昨日の7%近い急騰の反動や国際エネルギー機関(IEA)の原油備蓄放出
の延期検討ニュースを受けて下落した。ロイター通信によれば、IEAは新たに発生し
たハリケーンによって大規模な原油供給障害が起きた場合に現在30日間の予定で実施
している原油備蓄放出を延長させる事を検討している模様。NYMEX原油先物価格(10
月限)は上値の重い動きを続け66.23ドル(前日比-1.7%)で取引を終えた。
【オプション動向】
本日のドル・円スポット相場は米FOMCが「ハリケーン・カトリーナの影響は一時的で
利上げ継続が必要」とし米政策金利の0.25%引き上げを決定した事でドル買いが先行
した。ドル上昇基調を受けたオプション市場では売り気配が強まり、変動率は低下。
1ヶ月物は8.300%から8.075%、3ヶ月物は8.275%から8.175%、6ヶ月物は8.275%か
ら8.225%へそれぞれ低下した。
リスクリバーサルにおいては25デルタ円コール・ドルプット1ヶ月物は+0.50%から
+0.55%へ小幅上昇、3ヶ月物は+0.75%で変わらず、6ヶ月物は+0.925%から+0.875%
へ縮小している。
【株式市場】
NY株式相場は下落。朝方小幅上昇して始まった後はFOMC(連邦公開市場委員会)の発
表を控えて小動きとなった。FOMCでは大方の事前予想通り0.25%の利上げが実施され
たが、声明文で「ハリケーン・カトリーナの影響は短期的」との見解が示された事
で、引き締めスタンスに変わりがないとの見方が広がって反落、引けにかけて下落幅
を拡大する展開となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や運輸が上昇
する一方で、耐久消費財・アパレルや消費者サービスが下落。破綻回避に向けてゼネ
ラルモータース(GM)と交渉中のデルファイ(DPH)が10.3%下落。また予想を上回
る決算を発表したゴールドマンサックス(GS)だが、引けにかけて売りに押された。
一方で電気製品小売のサーキットシティ(CC)は、四半期決算が黒字へと転換し上
昇。ダウ構成銘柄では、ホームデポ(HD)やヒューレットパッカード(HPQ)が2%を
越す下落となった。結局ダウは76.11ドル安の10481.52、ナスダックは13.93ポイント
安の2131.33で取引を終了した。ハリケーン「リタ」はカテゴリー2へと発達しなが
ら、メキシコ湾へと侵入した。堤防などが決壊したままのニューオリンズ近辺への影
響が懸念されている。
【経済指標】
米FOMC結果:FF金利誘導目標水準を0.25%引き上げ年3.75%と決定
米・8月の住宅着工許可件数:212.4万戸、前月比2.1%減(予想214.3万戸、7月217.1
万戸)
米・8月の住宅着工件数:200.9万戸、前月比1.3%減(予想203.5万戸、7月203.5万戸
←204.2万戸)
カナダ・8月の景気先行指数:前月比+0.3%(予想+0.2%、7月+0.3%)
カナダ・7月の卸売売上高:前月比-0.5%(予想+0.6%、6月+0.5%)
【要人発言】
FOMC声明文(一部)
「中立水準を下回っている事から慎重なペースでの利上げ継続必要」
「長期的インフレは引き続き抑制されている」
「エネルギー価格上昇によりインフレ圧力は上昇する可能性あり」
「ハリケーン・カトリーナの影響は持続するものではない」
「経済成長は堅調」
「リスクをバランスさせる事が適切な行動」
「成長とインフレリスクはほとんど同じ」
「景気において必要とあれば行動」
スノー米財務長官
「住宅市場において若干の中だるみが観測されている」
「住宅市場の崩壊はありえない」
「住宅市場は“バブル”とは呼べない」
ドイツ政府筋
「G7は中国の人民元切り上げを実施を歓迎するであろう」
「中国は大きな前進をした。当然ながら最後のステップでないが中国は注意深く進
む。」
ドイツ政府筋情報
「IMF:2005年度、2006年度の世界経済成長予想を下方修正」
「IMF:米、欧州圏、英国の成長予想を下方修正」
「IMF:欧州圏の回復は脆い」
「IMF:世界不均衡は拡大している」
「IMF:原油高、金利はリスク」
「IMF:中国為替政策は正しい方向に進んでいる」
「IMF:ユーロ圏の財政赤字は悪化する見込み」
「IMF:米連銀、中国の金利引き締め政策は適切」
「IMF:ユーロ金利は適切である。欧州中銀は利下げを除外すべきでない」
ブルトン・フランス財務相
「フランス、英国はG7において原油急騰の解決を図る」
「ユーロ・ドルは1999年のユーロ導入時の水準に近づく」
【ロンドン市場始値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 111.30 112.01 111.25 111.96
ユーロ・ドル 1.2154 1.2192 1.2111 1.2115
ユーロ・円 135.27 135.97 135.20 135.64
ドル・スイス 1.2770 1.2829 1.2745 1.2822
ポンド・ドル 1.8061 1.8072 1.7980 1.7983
株式市場:
NYダウ 10558.19 10604.76 10467.11 10481.52
ナスダック 2148.40 2162.14 2127.48 2131.33
債券市場: (始値) (終値)
米国債30年物 4.546 4.524
米国債10年物 4.248 4.246
先物市場:
NY金先物 471.5 471.9 467.8 470.0
NY原油先物 66.50 66.60 64.80 66.23
シカゴ日経平均先物 13120 13170 13070 13085
(フィスコ) - 9月21日8時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000004-fis-brf