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(回答先: 生まれ変わった新生銀行 [アラブの声ML] 投稿者 white 日時 2005 年 9 月 18 日 10:40:23)
開業に650億円のりんくうビル、わずか45億円で売却
2005年09月15日
りんくうゲートタワービル=14日午後、大阪府泉佐野市で、本社ヘリから
大阪府の第三セクター「りんくうゲートタワービル」(同府泉佐野市)が9年前、関西空港対岸に約650億円をかけて開業した56階建てのビルが、新生銀行(東京)などの企業連合に事業費の約7%、約45億円で売却されることになった。同社は会社更生手続き中で、14日、更生計画案の骨子が判明。同社はビル建設費を融資した銀行団に約390億円、運転資金などを貸し付けた府に22億円の債権放棄をそれぞれ要請する。
同ビルを所有、運営するゲートビル社は、府や旧日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)などが150億円を出資し90年に設立。96年に超高層ビルが開業した。しかし不況や立地の悪さがたたり、賃料収入が低迷。今年4月には大阪地裁に会社更生法の適用を申請した。
管財人の宮崎裕二弁護士がまとめた更生計画案の骨子によると、ゲートビル社はビル建物を別の金融機関に信託し、新生銀行と不動産投資会社ケネディクス(東京)にビルの営業権を譲る形で実質的に売却する。
管財人は、大阪府にも負担を求めた。府がゲートビル社の借金返済のため貸し付けた22億円の全額放棄▽府がビル内の国際会議場や展望フロアに投じている年間約3億3千万円の運営補助を今後5〜10年間継続――などで、今後10年間の府の負担総額は約60億円に達する。