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(回答先: 米ハリケーン被害 政府の対応に高まる批判 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 9 月 04 日 15:09:37)
< 米ハリケーン被害 >
支援の遅れに怒り爆発 ニューオーリンズ
http://www.asahi.com/special/050831/TKY200509030125.html
2005年09月03日11時25分
ニューオーリンズ市内で2日、食料と水の配給を受け取るために並ぶ被災者たち=AP
水没により市民5万人が脱出できずにいる米ルイジアナ州ニューオーリンズで、連邦レベルの支援の遅れについて地元政治家や住民の不満と批判が拡大した。取り残された市民の圧倒的多数が貧しい黒人であるため、「人種や経済状態が生死を左右してはならない」と黒人指導者らが声を上げた。
ニューオーリンズのネーギン市長は1日、地元ラジオのインタビューに「4万人の支援部隊が来るというが、来ないじゃないか。いい加減、腰を上げたらどうだ」と連邦政府の対応の遅れを批判した。州や政府の記者会見通りに支援が届かない状況について怒りをぶちまけ、「記者会見はもう十分だ。現実に支援が届くまで、記者会見を制限すべきだ」と声を荒らげた。
ネーギン市長はハリケーン到着前に、市内からの自主的避難を市民に呼びかけていた。しかし、大型ハリケーン襲来を想定して昨年実施された連邦緊急事態管理庁(FEMA)などの机上演習を通しても、脱出の手段をもたない市民10万人が災害時に取り残されると推定され、現実に多くの貧困層の黒人が市内にとどまった。
市内の3分の2が黒人という人口構成を差し引いても、テレビを通じて連日、映し出される難民化した被災民は黒人ばかりに見える。米メディアによると、こうした状態が人種差別批判を招くのではないかと心配する声も出ている。
メリーランド州選出のカミングス下院議員(民主党)は2日、記者会見で「05年の大嵐で生死を分けたのは、貧困、年齢と肌の色だと、後に言われることがあってはならない」と話した。CNNなどでも、難民化した被災者が黒人に偏っていることについて、人種差別的な要素があるかどうかを問いかける報道が相次いだ。