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(回答先: 外国人が売りに回る日――決算期の10―12月要注意?(スクランブル)2005/08/24 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 25 日 11:20:06)
7月の貿易黒字、前年比22.6%減の4兆6600億円――輸入額は原油高で過去最高
財務省が25日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸入額が4兆6600億円と前年同期に比べ11.6%増え、過去最高となった。原油の輸入価格(通関単価)が45%も上昇したのが主因だ。
景気動向のカギを握る輸出は前年同月比4.3%増と好調だったが、輸出額から輸入額を差し引いた貿易黒字額は前年同月比22.6%減の8736億円。黒字額の2ケタ減は4カ月連続となった。
輸入額は17カ月連続で前年同月を上回った。原油に加え、石炭などの素材価格の高騰が続いていることで原材料価格が高止まりしている。原油の輸入額の伸び率は48.5%、オーストラリアから鉄鋼製造用の石炭輸入も35.1%増えた。
日本企業が生産拠点を移管した中国などからの輸入も膨らんでいる。この結果、今年3月以来、4カ月ぶりに過去最高を更新した。
輸出は5兆5357億円と20カ月連続で前年同月を上回った。米国・タイ向けの自動車製造用の鉄鋼(11.0%増)、中国・韓国向けの繊維や樹脂の原料になる化学製品(16.7%増)などが好調。過去2番目の水準だったが、輸入額の増加で貿易黒字は縮小した。
地域別では、アジア向けの輸出が堅調で2.5%増の2兆6960億円。なかでも中国向けは7650億円で過去最高を記録した。一方、輸入は中国が12.4%増の9474億円で9カ月連続で2ケタの伸び。ノートパソコンなどの電算機器(21.5%増)の伸びが目立った。
http://www.nikkei.co.jp/keiki/boueki/