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08/16 10:03 中印がカザフ石油買収合戦 資源獲得競争激化へ
【ニューヨーク15日共同】中央アジアの産油国カザフスタンの
石油権益獲得に向け、中国とインドの国有石油会社が買収合戦に乗
り出した。欧米メディアが十五日、一斉に報じた。新興市場国とし
て台頭著しい中国とインドは、高成長を維持するため、世界各地で
資源獲得競争を激化させそうだ。
買収提案を受けているのはカザフスタンで油田を開発するカナダ
の石油会社、ペトロカザフスタンで、提案提出期限の十五日までに
、中国の石油最大手、中国石油天然ガス(CNPC)とインドの石
油天然ガス公社(ONGC)がともに応じた。ONGCの提示額は
約四十三億カナダドル(約三千九百億円)とみられるが、CNPC
側は不明。
ペトロカザフスタンはカザフスタンで油田開発から精製、販売ま
で一貫して手掛け、可採埋蔵量は五億五千万バレル。株価の時価総
額は約三十八億カナダドル。
中国とインドにとりエネルギー資源の安定確保は戦略的な国家課
題。中国三位の中国海洋石油(CNOOC)は米石油大手ユノカル
買収に名乗りを上げたが、米議会の反対により今月上旬、断念に追
い込まれたばかり。
20050816 1003
[2005-08-16-10:03]