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(回答先: Re: 住宅バブルの原因として「旺盛な住宅需要と需給のミスマッチ」を挙げているのは「チンドン行為」である 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2005 年 8 月 14 日 21:12:50)
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/6168e1153b6a8988ee437ad291648936
またもやバブルの兆候?
今、スウェーデンの経済が熱い! といっても、失業率は未だに6%前後だし、インフレ率も1%を下回る。2004年に好調だった経済も世界的な景気の頭打ち(原油価格高騰・アメリカ経済の陰り・中国の景気抑制政策・ヨーロッパの景気後退・鈍い日本経済 etc)のあおりで、これ以上続きそうにない。
じゃあ、何が熱いのかというと、住宅の価格だ。スウェーデンは過去2年近くに渡って史上まれなる2%という低金利政策をとってきた。2004年の好調な経済成長はこの政策のおかげもあるのだろうが、低金利政策がもっと大きく影響を与えているのは、むしろ住宅市場だ。金利が低いために、家を建て替えたり、分譲マンションを買うための住宅ローンの貸し出しが大きく伸び続けている。これに従来から問題だった都市圏・地方都市圏での住宅不足が拍車をかけて、住宅の価格が大きく上昇している。銀行からの貸し出しが容易になれば、価格が少々高くても、人々は太っ腹で住宅を手に入れようする。そういう人が増えていけば、価格をさらに吊り上げても、それでも買いたいという人が出てくる、という論理だ。(需要曲線のシフト)特に、政府系の住宅金融公庫 (SBAB)による貸し出しが活発だ。最近盛んに住宅ローンの利下げを宣伝している。朝刊を広げるとSBABや他の銀行の住宅ローンの広告が目白押しだ。今年の1月から4月までの貸し出しは去年の同時期と比べて27%増という。
一部の報道によれば、住宅バブルの様相が見えつつあるらしい。さらに、もし将来、金利が上がれば窮地に立ちかねない家庭もある、ということだ。では、なぜ中央銀行は低金利を維持するのかというと、他の商品を含めた全体としては、まだまだインフレ率が低いからだ。
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スウェーデンの中央銀行は90年代始めに、政府・財務省から独立して、金融政策を担当することになった。これは、日本の大蔵省が財務省に変わり、財政政策を担当する一方で、金融政策は大蔵省から切り離されて、日本銀行が担当することとなったのと、同じ流れだ。
金融政策というのは、公定歩合の変更や、債券の売買を通じて、世の中に流通するお金の量を調節することだが、さて、中央銀行が何を指針にこの金融政策をするかは国によって差がある。詳しくは分からないが、日本の場