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(回答先: 「軒並み強い米経済指標でドル全面高、対円112.43円/ユーロ1.2022ドル」ニューヨーク外国為替市場概況(フィスコ) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 16 日 07:09:20)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aU4zdp1A_mYA&refer=jp_news_index
米国株(15日):続伸、S&Pが4年ぶり高値―マクドナルド高い(2)
7月15日(ブルームバーグ):15日の米国株式相場は続伸、S&P500種株価指数は4年ぶり高値を更新した。6月の卸売物価指数(PPI)と7月のニューヨーク連銀の製造業景況指数がインフレ抑制と景気拡大を示唆したことが好感された。
LPLフィナンシャル・サービシズのリンカーン・アンダーソン最高投資責任者(CIO)は、「米国経済は力強い拡大基調の真っ只中にある。業績が拡大すれば、一段の相場上昇余地が生まれる」と話した。同氏はS&Pが年末までに 10―15%値上がりすると予想している。
ファストフード最大手のマクドナルドは堅調。4―6月期利益の暫定集計がアナリスト予想を上回ったことが好感された。一方、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、今期利益がアナリスト予想を下回る公算が大きくなったことで下げた。
S&P500種株価指数は前日比1.42ポイント(0.1%)上げて1227.92と、 2001年7月以来の最高値で引けた。ダウ工業株30種平均は同11.94ドル(0.1%)高の10640.83ドルと、3月以来の高値。ナスダック総合指数は同 3.96ポイント(0.2%)高の2156.78と、年初来高値を更新した。
午前8時半に発表された6月の卸売物価指数(PPI)は前月比変わらず(前月0.6%低下)。エコノミスト調査では0.4%の上昇(予想中央値)が見込まれていた。振れの大きい食品とエネルギー価格を除いたコア指数は前月比 0.1%低下(前月は0.1%上昇)。エコノミスト予想中央値は0.1%上昇だった。
ニューヨーク連銀が発表した7月の同州の製造業景況指数は23.9と、前月の10.5(速報11.7)を大幅に上回り、年初来の最高水準に達した。エコノミストの予想中央値は10.0だった。
グリーンスパン議長
来週にグリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言や大手企業決算を控え、積極的な買いは控えられた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の出来高概算は13億2000万株となり、過去2週間で最低水準だった。騰落比率はほぼ同一だった。
主要株価指数は3週間連続高。S&Pは今週、1.3%上昇。ダウとナスダックはそれぞれ1.8%、2.1%上昇した。
米ミシガン大学が15日に発表した7月の消費者マインド指数(速報値)は 96.5と、6月確報の96から上昇し、年初来の最高水準になった。エコノミスト予想では95への低下が見込まれていた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した6月の米鉱工業生産指数は前月比0.9%上昇した。伸び率はエコノミスト予想中央値、同0.4%上昇を上回った。
来週と再来週には、S&P500種株価指数構成企業のうち、約半分が四半期決算を発表する。
マクドナルド上昇
マクドナルドが上昇。同社は第2四半期(4―6月)の1株当たり利益が一部項目を除くベースで51セントだったとの暫定集計を発表した。調査会社トムソン・ファイナンシャルのアナリスト予想平均は48セントだった。また、カナダ産牛の輸入差し止め命令を解除する決定を連邦高裁が下したこともマクドナルド株を支援した。食肉加工最大手、タイソン・フーズは大幅高になった。
GEは下落。同社は第3四半期(7―9月)の1株当たり利益が43―44セントになるとの見通しを示した。これは、トムソンのアナリスト予想平均である 45セントを下回る。GEの第2四半期1株当たり利益は44セントと、アナリスト予想に一致した。
上昇は急ピッチとの見方も
S&P500種株価指数は4月20日に付けた年初来安値から7.9%値上がりした。一部の市場関係者からは、短期間で上昇し過ぎたとの見方も出ている。CIBCワールド・マーケッツの上場株トレーディング責任者、ダニエル・マクマホン氏は「業績はそれほど好調ではない。市場の上げは行き過ぎで、現在の上昇基調を維持するのに何が必要なのか分からない」と話した。
制服生産・供給のシンタスが急伸し、S&P500種株価指数構成銘柄のなかで値上がり率トップ。同社の第4四半期(3―5月)の1株当たり利益は48セントだった。これはトムソンのアナリスト予想平均である46セントを上回った。
一方、バーコード・スキャナーを手掛けるシンボル・テクノロジーズは下落。同社は第2四半期(4―6月)の売上高が4億2500万―4億3000万ドルだったとの暫定集計を明らかにした。従来予想は4億4000万ドルだった。
半導体技術設計開発のラムバスも軟調。第2四半期(4−6月)1株当たり利益は5セントとなり、前年同期の8セントから減少した。また同社は、年末までの利益予想は「難しい」との見解を示した。
ゲームソフトのエレクトロニック・アーツは、「ゴッドファーザー」の小説と映画を題材としたゲームソフトの発売が当初予定よりも遅れ、2006年前半になるとの見通しを示したことが嫌気され、下げた。
投信会社のフランクリン・リソーシズも安い。マーティン・フラナガン社長兼共同最高経営責任者(CEO)が同社を去り、英アンベスキャップのCEOに就任することが嫌気された。