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(回答先: インフレは「心理」で起きるわけではないと書き続けていますよ。 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 16 日 13:38:34)
>あっしらさん 丁寧な言い回しの回答だと感じています。
しかし、相変わらず、自分の考え方が「正しい」との認識が強いなぁ〜と感じています。
>【やり取りをしているのに、「批判される事は苦にしない」とか「アホを自認している」と言われるだけで相変わらず論旨を汲み取らない(汲み取れない?)レス態度にあきれてしまいます。】
との事ですが、このKのレスはあっしらさんの
>【それでも、「ほんとうに考える努力をしない人ですね」がたんなる誹謗中傷や嫌味だと思われるのなら、レスは不要です。】
に対応した物でしょう。それが、Kが「語ること」に嫌悪感を抱かれても困ります。
>【インフレは「心理」で起きるわけではないと書き続けていますよ。】
との事ですが、Kはトイレットペーパー時の実例を示すことで「既に、対処しています」
要は、個人の判断として「貯蓄として通貨を持つのが良いか」それとも「耐久消費財の整備をするのが良いか」もしくは「将来換金できる物品として保持するか」の選択です。
その選択は「心理から判断されやすく(心理だけとは限りません)、それによってデフレもインフレも起こる」とKは思っています。
>【あなたのように根拠レス(心理問題ではないことは何度も指摘していますからそれを根拠にするのなら根拠レス)で主張を続けていることを許容はできません)】
これが日本語として成り立っているのか疑問ではありますが(Kが根拠を示さないとの主張なのか?根拠とはならない心理問題を根拠としているから話にならないとの主張なのか?心理問題はあっしらさんが既に否定したという主張なのか?それとも単に流れで書いただけで深い意味などないのか?)、ともかくKが思考停止であるという指摘なのでしょう。
仕方がないので心理がいかにインフレを呼ぶのか具体的一般論を例示しましょう。
仮にAと言う国が「日本との貿易を縮小したとします。」それは「円が増刷されている事に危機感を持って、様子を見るため」だったとして「そのA国からしか輸入されない商品については、希少価値感という心理が働き、値が上がります。」
自国内で食料等の自給自足が厳しい日本では「食料」で「危機意識が生まれれば、先を争って買い求めるという心理状態が生まれます」これは、数年前の米不足の時に既に立証されています。(タイ米との混合米などという愚者の混合までされました)
単一的商品で起こることならば、市場全体でも原理は同じです。
「通貨が膨張している」ー「その内、商品が値上がりする」ー「今の内に買いだめ」
このような心理状況は過剰な物品備蓄を生み、結果的に物不足、インフレになります。
実際の通貨流通量も物品の総量は関係なく「通貨よりも物品」という心理シフトが起こることだけで、インフレになる訳です。
しかし、この説明では不十分でしょう。
>【ただ単に、このような経過で総家計の使えるお金が持続的に増加するということを示せばいいだけです。(それはあなたの主張の根拠にもなるものです)
貨幣の価値が急落するとどんなに怯えても、保有しているお金・稼いでいるお金さらには借金できるお金の合計以上に財を購入することはできないのです。】
が、あっしらさんの考え方のようだからです。
ここで、あっしらさんは間違った認識をしているとKは思います。
>【貨幣の価値が急落するとどんなに怯えても、保有しているお金・稼いでいるお金さらには借金できるお金の合計以上に財を購入することはできないのです。】
というのは、正しいのですが、間違っているのです。
問題は「人間はギリギリまで財の購入はしない」と言う事の認識がKとあっしらさんでは違うのだろうと思いますが、言うならば「非常用預貯金」の限界度というような物が「心理的な要素が最も発揮されるのだろう」とKは考えます。
家計の柱である主的労働力の「安定感(リストラの危機感)」とか「保険によるリスク回避力」などの複合的な要素を判断した上で「非常用預貯金」は決定されます(個別的家庭内の心理状況によって)。
これは、ヘソクリと呼ばれる場合もありますが、この場合は個人の心理が大きく作用するでしょう。
極論すれば、全ての人が、物品購入をするより、ヘソクリを貯める事に喜びを見いだしてしまえば「生活必需品(消耗必要品)」以外は全く需要がない。超デフレも可能性はあると言う事です。そうなれば、貨幣を幾ら増刷しても「全て、ヘソクリ」になりますのでインフレは起こりません。
これが、心理的な経済への影響でしょう。
ですから、経済理論は「役に立たない(目安にはなるが、それ以上には信頼できない)」と思っています。
しかし、一方的に論議を打ち切られましたので、ここまででしょう。