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(回答先: 失礼ですが、ほんとうに考える努力しない人ですね。 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 16 日 03:23:55)
>あっしらさん どうもです。
どうも論点が咬み合っていないようですので論点の整理をしておきます。
この議論(と言えるかは疑問な部分もありますが)はKが岩住さんが主張された
【日本国民からの借金はお金を刷って返せば済む事で、外国から外貨で借金しない限り外国人にとやかく言われる謂われはありません。】
を危険と指摘した点が発端です。
Kの主張は「正確な予想は困難だが、可能性としては『国家破滅』まである。」という主旨で書いています。
それに対し、あっしらさんは「(Kの)説明は短慮に基づいている」としてレスされました。
Kの可能性の指摘 対 あっしらさんの理論(政策論ではなく、考え方)
という構造です。これは「議論的に咬み合いにくい」のですが、Kはあえて
「現在社会は、国民の心理面に大きく左右されるので予想は困難で可能性の指摘はされても良い」という要旨の主張をしてみました。
それに対しあっしらさんは「予測ではなく論理」です。として「理論上では、必ずしもインフレにはならない、それを主張されるなら、論理的にインフレになる事を示すべき」と主張されたわけです。
そこでKは「経済理論ではなく、心理的にインフレになる流れを示した訳」ですが
ここで「本当に考える努力をしない人」との評価になる訳です。
Kはアホ自認していますし、誹謗中傷であっても「自分の弱点に気付かせられる事に繋がる可能性はあるので歓迎しようと思っています(ただし、思っているからと言って、いつも楽しく受け止められるとは限りません)。
Kの判断では、あっしらさんは経済理論の分野ではKとは「別次元」と言えるほど高い知識と考察力を持っている。と考えています。(それを理由に思考停止しても許される為の言い訳にしようとしている訳ではありません)
物事には「因果律的な流れ(物理学的な原因と結果)」があり、過去の経済学を信じれば本来なら現在の日本経済は「デフレは脱却し、インフレになっているはず」とKは思いますが、実際には少しはデフレが解消しつつあるかもしれない。と言う程度で地方や中小企業的にはデフレの真っ最中のような状況です。
政府の取った経済政策はケインズ理論に基づく物でしたが「全て不発に終わっている」とも言える状況です。何故でしょう?Kは「雇用不安・先行き不安・老後不安」の心理的な影響から「人は貯蓄重視に走るしかない」からだと思っています。江戸っ子みたいに「宵越しの銭は持たない」的な思考は即首吊り自殺へと繋がりかねないのが現在です。
で、Kの主張は「人間の心理面」からの考察の意味合いが大きいので、経済理論のように「スッキリした提示は難しい」という面がある訳です。それでもKは自分では示した(少なくとも努力はして理解されるように書いた)はず、だと考えているのですが・・・
>【私が提示した論理的筋道になんらまっとうに応えることなく、ほぼアウトだとか突然に破綻を迎えるといった情緒的な主張を続けるあなたとはこれ以上のやり取りをする意義がないと考えています。】
との事ですが、自分の情緒的の主観(感情論)に陥るのなら問題外ですが、経済を左右する庶民の情緒(心理)を考えるのは重要だと考えています。ここが考慮されない机上の空論がケインズ政策の破綻に繋がったのが現在の状況です。
反証不能の理論というのがあります。物理学のように因果関係がほとんど確定している物ならばスッキリした反証が可能でしょうが、心理学的な物になると「可能性の提示から高い確率の物を選択していく」しかないだろうと思っています。だから「ほぼアウト」との書き方になるのです。「誰にも正確な判断は無理でしょうが、円の増刷は円の存在価値(稀少度)を下げるのです。それはお宝本と「基本的には何も変わりません、金でもプラチナでも全世界の人が余るほど持っていれば値段なんて付きません」
ですから、あっしらさんの提示した論理の正当性には(可能性としての正当性はあるとも示唆していますが)触れる必要はないと判断していますし、今までのKのスタンスそのものがそれを主張していると考えています。