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(回答先: 世界経済も動揺 欧州各国で株価急落、東京への影響必至 【朝日新聞】 goo ニュース 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 08 日 02:16:54)
「為替」 原油再び最高値更新61.35ドル、円売り加速でドル・円112.29円／ニューヨーク外国為替市場概況
「原油再び最高値更新61.35ドル、円売り加速でドル・円112.29円」／ニューヨーク
外国為替市場概況 2005年7月7日（木曜日）−株式会社フィスコ 平松 京子 片
山 善博
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*06:40JST 「原油再び最高値更新61.35ドル、円売り加速でドル・円112.29円」
*07:01JST「原油再び最高値更新61.35ドル、円売り加速でドル・円112.29円」
【ロンドン市場概況】
6日のロンドン外為市場は、欧州通貨を中心に全般的にドル買いが優勢になった。
ユーロ・ドルは、ショートカバーの買いが先行していたが、1.1950ストライクのオ
プションに絡み1.1953ドルから上げ切れず、1.1892ドルまで下落した。しかし、
1.1900ストライクのオプションもあって下がらず、その後1.1900-10レベルに反発し
た。ポンド・ドルは、イギリスの5月鉱工業生産が前月比+0.1％（予想-0.2％、4月
+0.9％）、製造業生産が前月比ゼロ（予想-0.2％、4月+0.9％）となり、1.7567ドル
から1.7587ドルまで上昇したが続かず、その後ユーロ・ドルの下落にも連れて
1.7518ドルまで下落した。ドル・スイスは1.3069フランまで上昇し、ドル・円は、
欧州通貨でのドル買いに連れて、111円94銭まで上昇、ユーロ・円は133円46銭まで
上昇後133円06銭に下落した。
【経済指標】
英・5月鉱工業生産：前月比+0.1％（予想-0.2％、4月+0.9％）
英・5月製造業生産：前月比ゼロ（予想-0.2％、4月+0.9％）
【要人発言】
特に無し
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円：111円83銭、ユーロ・ドル：1.1914ドル、ユーロ・円：133円18銭、ポン
ド・ドル：1.7547ドル、ドル・スイス：1.3051フラン
【ニューヨーク市場概況】
6日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は予想以上に強い6月のISM非製造業指
数や原油価格の史上最高値更新でドル買い円売りが強まり111円71銭から112円29銭
まで上昇し、高値圏112円20銭前後で引けた。ユーロ・ドルは6月の米国企業の人員
削減数の増加観測で1.1940ドルまで上昇した後、ドル高円安の流れを受けて一旦
1.1908ドルまで下落するが下値での買い意欲が強く1.1930ドル前後まで戻して引け
た。
ユーロ・円は原油高が円売りを誘い、米インベストメントバンクや本邦資本筋の買
い主導で133円12銭から133円85銭まで上昇した。ポンド・ドルは英国が2012年夏季
オリンピック開催国に決定したことが好感されて1.7602ドルまで上昇するものの、
明日の英中銀金融政策委員会での利下げ観測が強く1.7536ドルまで反落した。ド
ル・スイスは1.3010フランから1.3053フランまで上昇した。
【原油市場】
原油相場は続伸し、再び過去最高値を更新した。熱帯性低気圧・シンディー
（Cindy）のメキシコ湾通過に伴い製油業者が生産縮小を余儀なくされたほか、ハリ
ケーンに発達可能性のある別の熱帯性低気圧・デニス（Dennis）が週内にメキシコ
湾に接近するとの気象情報が報じられたことから供給懸念が強まった。
ヒーティングオイル先物価格とガソリン先物価格が共に過去最高値を更新。これ
らの動きに連られる形でNYMEX原油先物（8月限）価格も上昇基調を強めて一時61.35
ドルまで上昇し、ほぼ高値61.28ドル（前日比+2.8％）で取引を終えた。
【オプション動向】
ドル・円スポット市場では原油価格上昇を受けて円が安値を更新しているものの、
オプション市場での動きは乏しい。1ヶ月物は8.05％、3ヶ月物は8.075％でそれぞれ
変わらず、6ヶ月物は8.075％から8.025％へ小幅低下している。
リスクリバーサルでは1ヶ月物は25デルタ円プット買いが+0.05％から+0.1％と拡
大、2ヶ月物は25デルタ円コール買いが+0.2％から+0・3％へ拡大、3ヶ月物25デルタ
円コール買いは+0.5％、6ヶ月物25デルタ円コール買いは+0.775％とそれぞれ昨日と
変わらずとなっている。市場の目立った動きでは2年物円プット115円ストライクで
109円50銭ノックアウトが大量に取引された模様でドル上昇が短期的でなく長期的に
継続するとの観測も出始めている。
【株式市場】
NY株式相場は下落。原油価格が再び最高値を更新、午後に入ってさらに騰勢を強め
るのに連られる形で株式相場は下げ幅を拡大、ダウは100ドルを超す下げとなった。
朝方UBSがインテル(INTC)の収益予想を引き上げるなどで半導体セクターは比較的堅
調に推移したものの、その他はエネルギー、公共株を含めほぼ全面安となった。健
康保険のユナイテッドヘルス(UNH)がパシフィケア(PHS)買収の噂で一時取引停止、
その後正式に買収が発表され、パシフィケアは6.1％の上昇。また地銀のザイオン銀
(ZION)はテキサスのアメジー銀(ABNK)買収を発表したが、両社共売られた。この
他、レッドロブスターを傘下に持つレストランのダーデン(DRI)はレイモンド・ジェ
ームスが投資判断を引き下げた事で3.2％安となった。ダウ採用銘柄では、原油価格
の上昇にも拘わらず、エクソン・モービル(XOM)が1.7％安。 結局ダウは101.12ドル
安の10270.68、ナスダックは10.10ポイント安の2068.65で取引を終了した。明日は
引け後に4-6月期ダウで最初となるアルコア(AA)の決算発表が予定されている。一株
利益予想は45セントとなっている。
【経済指標】
米・6月ISM非製造業指数：62.2（予想58.0、5月58.5）
【要人発言】
トリシェECB総裁
「欧州は更なる金融市場での統合が必要」
「欧州には緊急に構造改革が必要である」
プール・セントルイス連銀総裁（投票権無）
「連銀は時を得た金利変更を行ってきた」
「‘慎重な’ペースでの利上げは経済情勢次第」
「市場の信頼がグリーンスパン議長が率いる連銀の中核である」
「市場は連銀がインフレを抑制させると確信している」
「市場はグリーンスパン米FRB議長の退任後、警戒していくであろう」
「市場はおそらく新米FRB議長に懐疑的になるであろう」
「米FRB議長の退任後、連銀の評価は弱々しいものとなる予想」
「グリーンスパンFRB議長の引退後も低い水準のインフレを予想」
「グリーンスパン米FRB議長のもと危機的管理能力は磨かれた」
【ロンドン市場始値〜ニューヨーク市場終値】
為替市場： （始値） （高値） （安値） （終値）
ドル・円 111.63 112.29 111.63 112.18
ユーロ・ドル 1.1940 1.1953 1.1892 1.1932
ユーロ・円 133.28 133.85 133.06 133.84
ドル・スイス 1.3011 1.3069 1.3001 1.3023
ポンド・ドル 1.7589 1.7602 1.7518 1.7541
株式市場：
NYダウ 10366.52 10380.47 10267.61 10270.68
ナスダック 2076.95 2084.76 2068.42 2068.65
債券市場： （始値） （終値）
米国債30年物 4.362 4.328
米国債10年物 4.103 4.070
先物市場：
NY金先物 424.7 425.8 424.1 424.5
NY原油先物 60.20 61.35 60.15 61.28
シカゴ日経平均先物 11600 11625 11575 11580
（フィスコ） - 7月7日6時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000002-fis-brf
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。