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(回答先: FTSE平均株価 100 5,128.20 -101.40 テロ受けて急落 投稿者 hou 日時 2005 年 7 月 07 日 21:07:13)
世界経済も動揺 欧州各国で株価急落、東京への影響必至
2005年 7月 8日 (金) 00:19
ロンドンでの地下鉄やバスでの爆発を受けて７日午前、ロンドンなど欧州の株式市場は軒並み、大幅に下落している。市場では「英国での主要国首脳会議（サミット）に合わせたテロ行為だ。９・１１テロを連想させる」と見られ、売り一色となった。
ロンドン市場の代表的な指標のＦＴ１００種平均株価指数は午前中に前日比３％下落し、５１００の大台を割り込んだ。パリやドイツの株式市場でも２％以上、下落した。英通貨ポンドも売られた。
ロンドンの金融街シティー市場のディーラーたちは、地下鉄事故の様子が放映されるテレビを見つめつつ取引している。邦銀のロンドン駐在エコノミストは「こんな騒ぎの中では、とにかく『質への逃避』を第一に考える。株を売って債券など安全な資産へ資金を移すしかない」と話した。金価格は上昇している。
◇ ◇
東京市場への影響も懸念されている。有事の際の「質への逃避」で、株式より安全な債券が買われるため、株価が下がるのではないかとの見方が出ている。
このテロがイラク情勢との関連があった場合には、「自衛隊を派遣している連想で日本株も売られやすくなる」とある市場関係者は指摘する。一方で「いったんは値を下げても、ずるずる下げ続ける展開にはならない」（大手証券）との見方もあり、８日の東京市場の動きに注目が集まっている。市場関係者らは７日夜はオフィスに待機するなど情報収集に努めている。
為替市場ではこの事件を受けて、ポンドが売られてスイスフランが買われ、一時ドルを売る動きもあった。市場では「有事のドル買い」と言われるが、テロの米国への波及が警戒されたとの見方もあり、その格言は通用しなくなってきている。
国際的なテロとなれば、「ドル・円・ユーロの主要通貨がいずれも退避先とならず、動きにくくなる」と大手生保運用担当者は話す。
０１年９月１１日の米国へのテロ攻撃では、世界貿易センタービルの倒壊で米経済の中枢であるウォール街が大混乱に陥り、ニューヨーク証券取引所など多くの市場が閉鎖に追い込まれた。欧州や中南米、東京を含むアジア市場も一時、売り一色に。市場の底割れを防ぐために、日米欧の金融当局は足並みをそろえて金融緩和に踏み切った。
「今の欧米の経済は踊り場的な状況でふらふらしており減速感が漂っている」（菅野雅明・ＪＰモルガン証券チーフエコノミスト）と見られている。今回、米国株式市場の打撃が大きければ、「影響はグローバルに広がる可能性がある」（市場関係者）。
原油高に加えて世界でテロへの不安が再び広がれば、今は微妙なバランスの上にある世界経済が急速に弱含みになる可能性もある。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20050708/K2005070703140.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。