★阿修羅♪ > 国家破産41 > 358.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 鴨の方丈記と【カモ】の高齢化資本主義 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 05 日 19:09:48)
っつても全然関係ねー話しなんだ。
おらのおやずは色盲で乙種合格の幹部候補だったんだべ、んで、3年ほど軍人だったんだ。昭和16年の秋には強制的に専門学校ば卒業させられてよう、それから終戦までよ。内地勤務だったもんで、終戦と同時に結婚だったかちょっとその前だったか、一億玉砕のときにおやずとおふくろは子作りさ励んでたんだ、非国民だべ。
んだども、3年軍人やってたおかげで、おふくろは年金ばもろてる、人並み以上に。ま、そのおかげでおらは小遣いばせびれるんだども、いまじゃ80だかんね。
ふんで、この年金の恩恵さ浴すのはおらだけじゃなぐて、やっぱ、愚民党さんさあ、おふくろばネギしょったカモと見立てるやつが居んだ。普通の掃除機だども30万円すたって、喜んでんだ。「ほらおふくろ、詐欺だでや」っつても通じね。つっとばっかす認知症さかかったかなって思うんだども、「なんばゆうちょっと、あてはこげんしっかりしちょいもんそ。玄孫(やしゃご)ば見らんな死ねん。30万なんてはした金よ」(鹿児島出身なもんで)なあんって元気なとこ見せる。んだども、重たい戸ばあけるときは下のほうがぱらぱらくるそうだ。今度馬篭から中山道ば歩いてから松本越えて群馬さでて(高速ば使わねえもんで)そっから南下すて千葉の実家さ行ったんだどもなあ。ま、しばらく実家さ滞在すて、あっちゃこっちゃつれてってよう、訪問先は車椅子使った。佐倉のの国立歴史民族博物館さもつれてったよ。ええとこだ。平田派の展覧会と講義ば7月にやるっつてた。おらは行けねえども。ま、あとのこつ心配しながら戻ったんだ。帰りは群馬から白馬さ行って温泉さ入って(たまたま八方尾根から雪のかかった山腹と頂上が見えてたな。白馬はええよう)、それから糸魚川さ出て、日本海回って、舞鶴さ出て帰ってきた。
おらはいまの若者もええカモさされてると思う。
それも国家の陰謀だなってつくづく思うだよ。ケータイだ。前にも話したことはあるばってん、おらいではコミュニケーションが崩壊すた。わが馬鹿娘は朝から晩まで(ニートだ)それこそ24時間、ケータイいじりだ。彼氏がおるみてだども(事実確認すた)、その野郎とのコミュニケーションがすべてらすい。そのため仕事もやめた。どうも日本テレコムだかなんだか知んねが、これは国家的な愚民化政策だな。
ケータイ使う以外は他のことすんなっつう攻撃だ。んだから娘さとって他に大事な習い事とか勉強とかあんべっつてもまったく聞く耳なしだ。おらのかあちゃんは働いてんだども疲れて帰ってきても飯はかあちゃんが作る。掃除もかあちゃんだ。そのそばで娘はせっせとケータイばいじってる。共稼ぎしていたころかわいそうな思いばさせたっつのがかあちゃんの気持ちらすい。実のところ娘の奴隷だよ。親思いで手伝いはよくすてたすい、やさしい娘だったんだども、ケータイば持つようさなってがらっと変わった。鬼みてなもんだ。
んだからよう、おらは思う。エンデのモモっつう小説があんべすた。サメ脳シンキロウがイット革命っつところのもの、それこそ、このように国民、特に若者ば時間ば奪うことさによって精神ば蝕むことだったんだ。団塊以上の世代はもう年金のことすか頭さねぐても、ま、それでええ、墓場まではゼニはもっていげねかんね。これからの世代だよ、心配なのは。国家は、若者さ対してケータイだけみてりゃあいい、ほかんこつ考えんなっつて時間ば奪ってしまってんだ。(電車さ乗ってみるとわかるが、ケータイばいじってんのはええ年こいた大人もそうだが、ありゃ出会い系だべ。)