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(回答先: GMが破産する日 【World Report 】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 13 日 00:54:16)
本当に不動産市況は上昇したのか?
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今、マスコミあげて日本は不動産上昇局面に入った、不動産は買い場である、との報道が目立ち、業者もここぞとばかり色々な投資物件(収益物件)を勧めていますが、本当に不動産市場は回復したのでしょうか?
右記のグラフをご覧に入れましょう。
まず、新築ビル賃料指数をご覧ください。
(グラフ5-1ご参照)
この指数をみますと、新築ビルの賃料は2002年を底に急上昇しているのが見て取れます。
品川・六本木・汐留地区で大量の新築物件の募集があり、これが指数を押し上げているのです。
これだけ見ますと、確かにビル市況は上昇だといえます。
次のグラフ5-2をご覧ください。
これは一般人、ファンドが購入できる【中古既存ビルの賃料指数グラフ】です。
傾向としては一貫して≪下落≫しているのが見て取れます。
2003年、2004年に若干上昇しましたが、その後下落に転じてきており、最近では更に下落幅が拡大してきているようです。
何十億円、何百億円をかけて建築した巨大ビルは確かに募集時賃料は高いのですが、大量に余っている中小ビルの賃料は上げようにも余りにも多くの空き部屋があり、賃料を上げるどころか値下げしないと決まらない状態になっているのです。
今、不動産バブルに乗っかろうとして個人が中小ビル・中古マンションを収益物件として購入している事例が多く出てきており、渋谷・桜ヶ丘では売れ残りマンションが、200万円上乗せして転売にかけられている事例も出てきています。
今、売り手は上記<グラフ5-1>の数字だけを取り上げ、不動産バブルを作り上げ、今までの“不良物件”を個人・ファンドに売り抜ける絶好のチャンスと踏んでいるのです。
ここでも個人が“かも”にされることになることは必至だといえます。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050601_1.html