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(回答先: 05/13 18:04 日本撤退なら中国資本参入 イラン油田で水面下の協議 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 5 月 14 日 19:53:07)
05/13 17:17 資源めぐり対立激化へ 中国、米「庭先」に進出
北米や南米の原油・天然ガス資源への中国の開発参加の動きが目
立っている。世界第二位の石油消費国となった中国は、各地の油田
開発で権益を確保して調達先の多様化を図る考えだが、国内消費の
約六割を輸入に頼る米国は自国の「庭先」への進出に反発。資源開
発をめぐる両国間の対立が激しくなりそうだ。
中国の石油大手、中国海洋石油は四月中旬、カナダのオイルサン
ド採掘大手MEGエネルギーへの出資で合意。オイルサンドは地表
近くの原油を含む砂で、カナダは豊富な埋蔵量を誇る。採掘・精製
に特殊な設備や技術が必要なため、採算面での難点が指摘されてき
たが、最近の原油高で再び注目度が高まっている。
産油国カナダは輸出原油の大半に当たる日量約百五十万バレルを
米国に輸出する。カナダのエネルギーコンサルタントは「中国の北
米進出は注目すべきことだ」と警告する。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、米国の輸入市場の約14
%を占めるベネズエラでも、中国が油田二カ所で操業を開始。ベネ
ズエラは有数の埋蔵量を誇るオリノコ川流域の油田開発や沖合の天
然ガス田探査のほか、コロンビア経由で太平洋岸に延びる原油パイ
プラインの建設などへの参加を中国側に打診したとされる。
大豆や鉄鉱石の貿易を通じて中国と「戦略的パートナー」にある
ブラジルでは、中国海洋石油とブラジルの国営石油会社ペトロブラ
スが石油産業の合弁事業化調査で合意している。エクアドルの油田
開発、ボリビアの天然ガス採掘なども計画していると同紙は報じた
。
中国の動きについて、米シンクタンクの戦略国際研究センターは
「中国の国営エネルギー企業は経済性を度外視し、二国間借款など
で猛烈に資金投入している」と指摘。米議会内でも「中南米は長年
米国の〓(始めダブルミニュート)領域〓(終わりダブルミニュー
ト)だった。この状況に安住し、警戒を怠っていたところに中国が
乗り込んできた」(上院外交委員会筋)と危惧(きぐ)する声も出
ている。(ニューヨーク共同=寒川昭)
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[2005-05-13-17:17]