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05/13 18:04 日本撤退なら中国資本参入 イラン油田で水面下の協議
【ワシントン13日共同】日本の国際石油開発や国営イラン石油
などが昨年二月に契約調印したイラン・アザデガン油田の開発をめ
ぐり、中国当局がイラン政府と接触を重ね、イランの核開発問題が
深刻化し日本企業が撤退した場合には、中国資本が参加する方向で
協議していることが十三日、分かった。複数の外交筋が明らかにし
た。
イランは核問題をめぐる欧州諸国との交渉行き詰まりを受け、現
在は停止しているウラン濃縮関連活動再開の構えを見せている。仮
に再開に踏み切り核問題が国連安全保障理事会に付託される事態に
なれば、日本資本は油田開発参加の再検討を迫られるとみられ、エ
ネルギー需要が高まる中国が中東最大級の同油田開発で日本の「穴
埋め」を狙う格好だ。
米政府も中国、イラン当局の接触を把握しており、将来的に安保
理で対イラン制裁をめぐる議論が本格化した場合、中国が拒否権を
行使する恐れがあると懸念を募らせている。
外交筋によると、中国とイランは、昨年の日本とイランの契約調
印前から協議を重ねており、中国側は日本が撤退すれば、油田開発
に参入する意向を伝えた。
中国からの報道によると、中国石油大手、中国石油化工(シノペ
ック)は昨秋、イランとの間で、七百億ドル(約七兆四千二百億円
)規模の契約に調印している。
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[2005-05-13-18:04]
05/13 18:14 アザデガン油田
アザデガン油田 イラン南西部の中東最大級の油田。推定埋蔵量
は約260億バレル。2000年のハタミ・イラン大統領訪日時に
日本企業に開発の優先交渉権を与えることで合意。イランの核開発
を理由に米国が日本に交渉中止を要請し協議は一時中断したが、0
4年2月に日本とイラン両国の企業三社が契約に調印した。07年
6月に日量5万バレルで生産開始の予定。日本側が75%、イラン
側が25%の権益を持つ。(共同)
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[2005-05-13-18:14]