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(回答先: 米FF金利0.25%上げ 8回連続 年3%、インフレ警戒 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 5 月 05 日 16:14:05)
米金利、0.25%上げ 年3%に 昨年から8回連続
【ワシントン=気仙英郎】米連邦準備制度理事会(FRB)は三日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0・25%引き上げ、年3・0%とすることを全会一致で決定、即日実施した。FF金利の誘導目標に1%上乗せする公定歩合も0・25%引き上げて年4%とした。
FRBの利上げは昨年六月末から八回連続で計2%の利上げを実施した。八回ともいずれも0・25%の小刻みな利上げで、FF金利は二〇〇一年九月の米中枢同時テロ直後の水準に戻った。
FRBは声明の中で、原油高によって個人消費や設備投資に減速感があるものの、「インフレ圧力はここ数カ月高まっている」と指摘し、今後も景気を見極めながら「慎重なペース」で引き締めを続ける必要があるとの認識を示した。
今回の声明の特徴は、「金融スタンスは引き続き景気刺激的で金融緩和を慎重なペースで解除できる」との昨年五月からの表現を残し、今後も0・25%の利上げを実施する意向を示唆した点にある。その一方で「長期のインフレ期待は抑制されている」との昨年十一月からの表現を継続させながら、「エネルギー価格上昇は消費者物価に顕著な浸透を示していない」との文言を削った。
FOMCはインフレ警戒感を一段と強めていることを示したものだが、今後の利上げが景気を失速させかねない難しい段階にあることを浮き彫りにした。ただ、金融市場では、六月二十九、三十日に開かれる次回FOMCでも引き続き0・25%の利上げが実施されるとの見方が有力だ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/05kei002.htm