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(回答先: どんな意味でですか? よくわからないのですが具体的におねがいします。 投稿者 hou 日時 2005 年 5 月 02 日 21:10:27)
houさんは、専門知識もあると思うので、手身近に書いても、御理解頂けるでしょう。通常は、A4で、20枚程度の文章が必要なないようです、が。
これまでは、その国の代表的な銘柄を掴んでおけば、その国の国力の増加に沿って、一緒に、伸びてきた。つまり、投資家は、常に、カントリー・リスクを気にして投機して、大きなミスは無かった。
ところが、デリバテイブの御蔭で、「読みの世界(と言っても、コンピュータと数式を使う高度な読みの世界)」で、「株・為替・金利」のトータル評価で、世界的な標準化が起きていて、カントリー・リスクも、読みの中に入ってきているので、株高は、為替・金利で打ち消す傾向が強まり、中国のようなイレギュラーな為替政策をする国以外は、カントリー・リスクは、極小化される。リスクが極小化されるので、利益も極小化される。さらに、その国の代表的銘柄(外人が知っているものの、殆ど)は、その国のリスクを被り易いので、一時的には、国のリスクを、一方的に被り易い。(業績の如何に関わらず、その国のリスクを被る形で、一方的に売られ易い。)
さらに、代表的な銘柄は、その国の支援を、表・裏で、受けていると見られ易く、現在の評価は、純粋な競争力を評価しようという傾向が高いので、売り投機筋のターゲットになり易い。売りのほうが、手っ取り早く、儲けられる。倒産しかければ、M&Aに、持ち込め、さらに餌食に出来る。
以上から、御示しのような銘柄は、今までは安定・優良でしたが、この二・三年の間、そして、今後は、見通しは暗いです。さらに、体力の有る企業は、上場廃止を目論むでしょう。