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(回答先: 胡錦涛政権を揺さぶる日本のネット右翼を読んでください。ただし街宣右翼とネット右翼は異なります。 投稿者 TORA 日時 2005 年 5 月 01 日 06:45:15)
順に、私の意見を述べます。(◆◆◆で明示。但し、論点は、日本と中国の政治経済分析とネット右翼という現象に絞る。)
中国政府 反日デモ過激化警戒 集会不許可方針 拡大
不可避の見方 胡錦涛政権を揺さぶる日本のネット右翼
http://www.asyura2.com/0502/hasan39/msg/1009.html
中国の活動家たちと連携を取っているのが朝日新聞であり、教科書問題で中国に抗議してもらわなければ朝日新聞としても困るから背後で煽っているのでしょうが、それが胡錦涛を困らせている。中国政府にしてみればもう朝日新聞と連携してもメリットがなければ朝日新聞を切り捨てなければならなくなるだろう。だからこそ最近の朝日新聞は焦りによるミスが続出している。
◆◆◆『サンケイの論調と同じで、朝日が中国の「反日」を育成したという認識が背景にある記述だと思いますが、このような見方をする国民が現在の主流ではないと私は思っています。また、朝日内部では、台湾に駐在員などの交流が行われるようになって、親台湾の記者も増えたと聞きます。さらに、朝日は、ヘラルド・トリビューンと提携しており、むしろ、メデイアとの関係では、フランスなどの欧州との連携が窺えます。つまり、フランスなどの意見と同じ傾向が、中国に対しても出ていると考えたほうが良いのではないでしょうか。だから、朝日に「焦り??」というのは、余りに暴論です。むしろ、ライブドア、扶桑社など、フジ サンケイこそ、明らかに動揺し、焦っているように思われます。』
このような日本と中国の変化には国民のネット活動が大きく影響している。日本においてはネットが右翼的な主張をしているところが多く、朝日新聞や中国に言わせれば極右の妄言ということでしょうが、2ちゃんねるや「株式日記」も毎日のように極右の妄言を書き続けている。だからこそ朝日新聞の影響力も落ちたのですが、中国においてはネットが暴動の火種になりつつあるようだ。
◆◆◆現在のネットは、翻訳ソフトが便利で、特に、中国・韓国語と日本語の変換が容易になって、また、中国製のコンピュータが廉価で、ソフトも充実し出したので、アジアはネットで連結しつつあります。しかし、「2ちゃんねる」についての情報も、その内容の質も含めて、アジアでは、日本の情報は、皆、良く知っていて、「2ちゃんねる」に、それほどの価値は認められないでしょう。むしろ、この「阿修羅」の内容は、東南アジアの知識人は、克明に読んでいるでしょう。日本のマスコミの影響力が、落ちるとすれば、今後のウェブログと、この阿修羅のような掲示板によってであり、余りに玉石混交の「2ちゃんねる」は、一定の使命を終えつつあるのでは、ないでしょうか。これは、日本の支配階層の一致した認識になりつつあると思います。
このように日本におけるネット右翼対左翼マスコミ(朝日新聞)の戦いが、小泉政権に強硬な態度をとらせる原因となったとするならば、中国ではネットが反政府活動の火種になりつつあって政府は苦慮している。どちらも政府を弱腰だと突き上げているのですが、日本のネット右翼を朝日新聞のように手懐けられないのが中国政府の弱みだ。
◆◆◆週刊誌の衰退の中で、新聞・TVは、健闘しており、日本のネット右翼という存在が、現実の政治に影響を与えているという主張も、非常に、少数派では、ないでしょうか。
◆ネット右翼とは朝日新聞や毎日新聞やNHKなどのような左翼メディアに対する批判勢力として生まれたものであり、街宣右翼とは異なり言論活動だけの勢力でブログなどで活躍しています。それが朝日新聞や中国の胡錦涛政権を揺さぶるまでになっている。
◆◆◆これまで、述べたように、この結論には、矛盾と無理がある。
◆◆◆私自身は、ネット上に、サヨクも右翼も、当然存在する必然性のあるもので、また、2チャンネルという存在の有意義性、匿名性の重要性、「言葉遊びの必要性」などを、肯定する『立場』です。言論は、与えられたルールの中で、自由であるべきです。また、言論は、勇気と知性を持った発言と対話によって、客観性を持ち、推敲されるものと思っています。掲示版機能は、このための、現在の所、最良に『近い』メソッドだと思います。
TORAさんからの再回答を、待っています。