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(回答先: 米産牛肉輸入問題 審議継続へ―「NHK」ニュース 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 10 月 24 日 20:48:30)
仙台市内の牛タン店では豪州産などを使っている。米産輸入再開でどうなるか… 内閣府・食品安全委員会のプリオン専門調査会(座長=吉川泰弘・東大大学院教授)は24日、政府が諮問している米国・カナダ産牛肉の輸入について、生後20か月以下の牛に限って再開を容認する答申原案を提示した。
同調査会は今月末に開く次回の審議で答申案をまとめる。食品安全委は4週間の意見公募を行い、12月にも政府に答申する方向で、政府は12月中にも輸入再開に踏み切る見通しだ。 食品安全委は、「特定危険部位(SRM)を取り除いた、生後20か月以下の牛肉を検査なしで輸入する」とした2004年10月の日米両政府の基本合意に基づいて、今年5月、米・カナダ産牛肉の安全性が国産牛肉と同等かどうかの諮問を政府から受け、プリオン専門調査会に科学的な検証を委ねていた。
調査会は、米国内のBSE(牛海綿状脳症)の汚染状況や病原体をエサに混入させないための飼料規制の実態などを検証し、安全性を評価した。その結果、輸出条件が守られることを前提に比較した場合、「日本で処理される牛の食肉・内臓と米・カナダのそれとのリスクの差は非常に小さい」と結論づけた。
ただ、一部の委員からは、米国の食肉処理現場でSRMの除去がきちんと監視されているか不明であるとして、「リスクが同等とはみなせない」との意見も出された。このため、答申案の正式決定は次回の審議に持ち越したが、委員の多数に大きな異論がないため、おおむね原案に沿った内容で決着する見通しだ。
原案は、輸入再開の安全性を懸念する意見にも配慮して、再開後、米国がSRMの除去などの対策を守らないなどの場合には、「いったん輸入をストップすることも必要」とした。米国の順守状況は、厚生労働省と農林水産省がチェックするよう求めている。
【プリオン専門調査会が提示した答申原案の骨子】
▽国産牛の食肉・内臓と、脊髄(せきずい)などのSRM(特定危険部位)を取り除いた生後20か月以下の米国・カナダ牛の食肉・内臓のリスクの差は極めて小さい
▽米・カナダのBSE(牛海綿状脳症)汚染状況を把握し、適切に管理するため、継続的な調査監視が必要
▽BSE拡大を防ぐには、SRMの飼料利用禁止が必要
▽SRM除去は、食肉処理場での監視の実態が不透明で、国産牛とリスクが同等とは見なしがたいため、科学的検証などが必要
▽輸出条件の順守が十分でない場合、いったん輸入停止することも必要
(2005年10月24日23時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051024it13.htm
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