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(回答先: インフルエンザ阻止 ウイルス狙撃 「抗体酵素」開発 県立広島大(産経新聞) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 9 月 19 日 20:04:19)
活性が低すぎ。試験管内で何とか検出できる程度では、まだまだ実用に程遠い。抗体酵素の活性がたいてい以下に記した程度しか出てこないことは、生化学では常識に近いから、研究内容を攻撃するつもりはない。
問題は産経の記事が「こけおどしの数値を並べ」て印象を強めようとしていること。
さすがは産経、非科学的。
>実験では、五十万分の一グラムの抗体酵素を一ccのインフルエンザウイルスに混ぜたところ、十時間で数億個のウイルスのHAを無力化し、結合機能を失わせた。
1)五十万分の一グラム=百万分の二グラム 2E-6グラム 2マイクログラム
抗体の分子量 16万〜20万 16万として
実験に使用した抗体分子の数= 2E-6 / 16E4 * アボガドロ数 6.022E23
= 7.53 E 12 個 ≒ 75億!
75億個の酵素を10時間作用させて数億個を無力化
2)いったい何個のインフルエンザウイルスを一ccのなかに入れておいたのか? 無力化されたのは90%なのか1%なのか?
3)1CC 中に 2マイクログラムって、抗体としてはものすごく濃いのですが。
>「秋から始めるヒト細胞を使った感染実験でも同様の効果を確認できれば、
できるとよいですね。たいていできないけど。それが研究というものだからがんばってください。>研究者に できてから記事にしろ>あおりレポーターに。
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