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(回答先: <鳥インフルエンザ>欧州で感染拡大警戒 WHOも対策強化(毎日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 8 月 29 日 13:37:06)
08/28 16:45 “見えない敵”に苦悩続く 感染のピーク、数カ月前か 茨城の鳥
茨城県の鳥インフルエンザがじわじわ広がっている。感染の確認
は十四養鶏場に上り、最新鋭の鶏舎を備えた大手も含まれる。ウイ
ルスは弱毒性だが鶏同士の感染力は強く、大量死がない代わりに、
一羽の感染が見つかると既に鶏舎全体にまん延といった具合。「感
染のピークは数カ月前」との見方も強く、〓(始めダブルミニュー
ト)見えない敵〓(終わりダブルミニュート)との戦いは続く。
石岡市にある大手養鶏業者の系列養鶏場は、温度や湿度を効率的
に管理するため気密性を高くした最新式の「密閉型鶏舎」。担当者
は「対策は万全だった」と話すが、感染歴を示すウイルス抗体陽性
反応が出て、鶏舎十二棟のうち一棟でウイルスが検出された。
農水省はそれまで、抗体陽性反応が出た段階で、養鶏場の鶏すべ
てを処分していたが、方針を転換。衛生管理が行き届いた密閉型鶏
舎の場合、抗体検査が陽性でもウイルスが検出されない鶏舎では鶏
を殺さず、卵の出荷も認めることにした。
農水省は「科学的根拠に基づく合理的措置」と強調するが、従来
の方針だと、今回処分する鶏は同時に感染が判明した養鶏場を含め
二百万羽以上。冷静さを保っている消費者が買い控えに走る可能性
も考え「企業のダメージを少なくすることにも配慮した」(同省幹
部)という。
養鶏業者からは「実際にウイルスが入り込んだのに、密閉型が安
全といえるのか。密閉型が多い大手への救済措置だ」と不満の声も
上がった。
感染経路の解明も焦点だ。水海道市と茨城町の養鶏場で検出され
たウイルスは、中米グアテマラで二〇〇二年に見つかったウイルス
と遺伝子の型が97%一致した。
昨年の京都府などのケースは韓国で検出されたウイルスとほぼ一
致し、渡り鳥が日本国内に持ち込んだとされた。しかし、今回のウ
イルスは近隣諸国で見つかったとの報告はなく、農水省感染経路究
明チームの寺門誠致(てらかど・のぶゆき)座長は「渡り鳥は考え
にくい。人や物を介して茨城県に伝わった」とみて調査を進めてい
る。
20050828 1645
[2005-08-28-16:45]
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