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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050829-00000013-mai-intより引用
<鳥インフルエンザ>欧州で感染拡大警戒 WHOも対策強化
【ジュネーブ大木俊治】中国や日本、東南アジアで広まっている致死性の鳥インフルエンザが7月末からロシアやカザフスタン、モンゴルでも発見され、欧州諸国が野鳥や渡り鳥による感染の拡大を警戒し始めた。世界保健機関(WHO)も24日、300万人分の抗ウイルス薬をスイスの製薬会社から調達することを発表し、国際的な大流行に備えた対策強化に乗り出している。
WHOによると、ロシアではシベリアの養鶏場などでニワトリ約12万羽が病死または感染の恐れがあるとして処分された。カザフスタンでも約9000羽が発症。いずれもアジアで流行しているのと同じH5N1型のウイルスが確認された。モンゴルでは8月初め、89羽の渡り鳥の死がいが見つかり、鳥インフルエンザのウイルスが検出された。人への感染は報告されていない。
これらの国で鳥インフルエンザが見つかったのは初めてで、野鳥や渡り鳥がウイルスを媒介した可能性が強まっている。このため過去にも被害のあったオランダでは、政府が鶏肉など出荷用のニワトリは屋内での飼育に切り替えるよう通達。ドイツも同様の措置を検討し始めた。
アジアでは03年末からベトナム、タイ、カンボジア、インドネシアで計112件の人への感染例が確認され57人が死亡。ただ主に鳥の死がいから感染したとみられ、人から人への感染拡大の起爆剤となるウイルスの変異はまだ見つかっていない。
しかし、WHOはウイルスが変異すれば世界的な流行は避けられないとみて、各国に早急な対策を求めている。人のワクチンは8月初め、米国で最初の治験成功例が発表されたものの、実用化にはなお調査が必要。このため当面は、H5N1型を想定した抗ウイルス治療薬の備蓄を呼びかけている。
(毎日新聞) - 8月29日10時16分更新
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