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(回答先: BSE、米国で3頭目感染の疑い=来週初めにも結果判明・・・どんどん出ますね 投稿者 rand 日時 2005 年 7 月 28 日 10:19:59)
【ワシントン木村旬】米国で牛海綿状脳症(BSE)感染の疑いのある牛が27日、新たに見つかったが、この牛を発見した獣医師が検体を約3カ月間放置していたことが判明し、米国の検査体制のずさんさを浮き彫りにした。日本は米国産牛の輸入再開を迫られているが、検査の最終結果にかかわらず、米国への不信感が深まりそうだ。
米農務省は昨年6月から、BSE感染のリスクが高い牛を中心に約42万頭を検査した。その過程で今年4月、民間獣医師が今回の牛を見つけた。獣医師は、同省から感染確認のため検体採取の委託を受け、脳の検体を防腐剤で保管したが、先週まで手元に放置していた。
会見した農務省のクリフォード主任獣医師は「適切ではない」と指摘したが、「ほかにも見逃されているケースがあるのでは」との疑問が膨らんでいる。
農務省はBSE感染の確認に「免疫組織化学検査」と呼ばれる手法を用いている。ほかに「ウエスタンブロット法」や「エライザ法」もあるが、同省によると、防腐剤を加えた検体は、これらの方法による検査はできない。感染を確かめる有力な手段が失われたことになる。
6月に感染が確認された2頭目の牛も、同省は昨年11月に「免疫組織化学検査」でいったん「シロ」と結論づけたが、その後に同省の監査機関からの勧告を受け、「ウエスタンブロット法」で検査したところ、陽性反応が出て、最終的に「クロ」と判断が覆った。
これを踏まえ、同省は「ウエスタンブロット法」の採用を決め、検査手法はようやく日本並みになったが、検査の相次ぐ失態は、輸入再開条件を審議している日本の食品安全委員会でも問題視されそうだ。
毎日新聞 2005年7月28日 13時52分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050728k0000e020078000c.html
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