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(回答先: 狂牛病問題で3人目の「不審死」。「全頭検査」主張の医師が殺された 『週刊現代』 投稿者 World Watcher 日時 2005 年 6 月 11 日 19:11:12)
ニューヨーク在住12年になりますが、狂牛病の件についてはどのメディアも全く取り上げていない話題で(私の知る限り、ニュースになったことがまずないのです)。一度、その狂牛病の危険性を話題をある有名な全米で放映されるバラエティ番組で告知したところ、テキサスの牛肉加工業者にその番組の司会者とゲストが訴訟を受けたこと(もう数年前の話ですが)ぐらいです。数カ月前にボーダーズというチェーン展開している大手の本屋に出かけて狂牛病の本を捜したところ、ノンフィクションのコーナーに一冊もその関係の本が置かれておらず、定員に聞いたところ(驚くなかれ本屋の定員は「狂牛病=マッドカウ・デジーズ」という言葉も知らなかった)、一冊だけ栄養学のコーナーに置いてあるだけでした。しかも3年ほど前に書かれていた著作で、データ的にも物足りなさを感じたのも事実です。そのような理由でアメリカ人の知人(ほとんどが大学卒以上)の一人も狂牛病に関心も知識を持っている人に会ったこともなく、その病気のことやニュージャジーの競馬場のステーキハウスのこと(現在はそのレストランは潰れていて、肉の仕入れルート解明もできないでいる)を話すものならこちらが気違い扱いされるのが現状です。誰も牛肉を食べることをやめることを意識していないのは間違いないようです(説明しても、感情的に牛肉を食べて育ったからやめられないとか、体に必要だとか言い訳をよくしています)。アメリカ人にイラク戦争の実情や原子爆弾の恐怖を伝えるのと同じくらい大変な労力が必要とされますが、情報白痴な状態に置かれているアメリカ人の現実はこの先のことを考えると限りなく暗いものがあります。
(2005/06/04 14:07)
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200506040044396#200506041407216
アメリカの実態は、その闇はと考えると深刻な思いになります。
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