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6月18日号付けの『週刊現代』が狂牛病問題で「不審死」を遂げる人たちという記事を載せていたので紹介します。(小さな記事でしたので有料版には、たぶん載っていないかもしれない)
http://www.so-net.ne.jp/bitway/kodansha/wgendai/
▼狂牛病問題で3人目の「不審死」 「全頭検査」主張の医師が殺された
「BSE(狂牛病=牛海綿状脳症)問題で謀殺か」−アメリカで発生した一つの殺人事件が不穏な噂を呼んでいる。
事件が発覚したのは5月19日の正午過ぎ。サンフランシスコ市内の高級住宅街にある自宅で、同市の総合病院に勤める医師、ロバート・ラル氏(64才)が刺殺された。
屋内を荒らされた形跡もなく、ラル氏が所持していたクレジットカード2枚も無事だったことから、地元警察は「単なる物盗りの犯行ではない」との見方で捜査を進めてきた。
人間版の狂牛病とも言われるクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)で知人二人を失い、自らBSE問題の調査に乗り出したジャネット・スターベック氏が言う。
『BSE問題を取材している報道機関関係者から【アメリカで全頭検査の実施を主張してい科学者を紹介してくれ】と依頼され、かねて実施を呼びかけていたラル氏に取り次ごうとしていた矢先の事件でした。何としても”日本への牛肉輸出したいアメリカ畜産業界”にとって、全頭検査を主張する人間は邪魔者以外の何者でもない。あまりにもタイミングの良すぎる事件で、「畜産業界関係者による謀殺ではないか」との見方が、BSE問題に取り込む人たちの間で広まったのです』
CJDはBSEにかかった牛の肉を食べることにより感染する可能性が高まるとされる。
2003年12月にアメリカ国内で初めてとなるBSE感染牛が見つかって以来、日本はCJD感染のリスクを恐れてアメリカ産牛肉の輸入を禁じてきた。
”すべての牛のBSE感染の有無を調査する全頭検査の実施”を輸入再開の条件としてきた日本と【生後20ヶ月以下の若い牛はBSEへの感染リスクが低いため検査は不要】とするアメリカが対立してきた経緯があるだけに、アメリカ国内には身内から”全頭検査実施”の声が挙がることを許さない空気があるという。
謀殺説を笑って見過ごせないのは、昨年末にも、ともに”BSEの研究に従事していた夫妻が謎の事故死を遂げている”からだ。
バカンスからの帰路を急ぐ深夜のハイウェイで、進路方向を塞ぐ形で路上に放置されていたトレーラに激突し、非業の死を遂げたのだ。
スターベック氏自身、重要な調査データを保存していたパソコンのハードディスクを摩り替えられたり、自宅を盗聴されたりした経験があるほどで「ことCJD=BSE問題では奇妙な事故や事件が頻発している」(スターベック氏)と不審がる。
2005年5月26日、地元警察はラル氏殺害の容疑者として、かつての氏のアシスタントを勤めていた30才の男性を逮捕した。前科もあるこの男の供述が注目を集めている。
以上です。
『CJD - CWD - BSE』
http://www.rense.com/health/CJD-CWD-BSE.htm
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