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(回答先: 「骨なし肉は安全」 国際機関がBSE基準緩和へ/米長官「規制に反映を」/輸入基準の変更、農水相「しない」[朝日] 投稿者 ネオファイト 日時 2005 年 5 月 27 日 23:10:16)
http://www.asahi.com/international/update/0528/001.html?t
2005年05月28日10時19分
家畜の安全基準を定める国際獣疫事務局(OIE、167カ国・地域加盟)の年次総会は27日、牛海綿状脳症(BSE)の安全基準緩和を盛り込んだ決議を一括採択し、閉幕した。骨なし牛肉が新たに「安全」認定され、月齢30カ月以下など一定の条件を満たせば自由に貿易できる品目に分類された。決議に反対したのは日本や韓国など9カ国・地域だけで、全体的には食肉輸出国や検査態勢が甘い途上国の主張が通った。
総会では、BSEの新基準と発生状況の監視についての付属文書は、ほぼ事務局案通り採択された。これを含め新基準は即日実施される。日本の代表団は「事務局案の科学的根拠は不明確で、総会での議論も不十分だ」と指摘したが、採択に持ち込まれた。
一方、国別の安全度は3段階に簡素化されたが、分類の手法が確立していないため、当面は現在の5段階評価が維持される見通しだ。
骨なし肉が原則安全とされたことについて、総会に出た農林水産省の釘田博文・衛生管理課長は「日本などの要求で条件が厳しくなった。安全基準が緩和されたとは考えない」と強調した。しかし、日本の輸入再開を求める米国は、OIE新基準を根拠に二国間交渉で輸入拡大を改めて要求してきそうだ。
日本代表団によると、総会では欧州連合(EU)が後押しする途上国や、それに乗じた輸出国の主張が優勢だった。例えば、BSEの検査態勢が整っていないアフリカなどの途上国は、新たな安全度では最低ランクの「未確定リスク国」となるが、安全認定された骨なし肉などの輸出を続けることができる。
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