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(回答先: やっぱ ひどいね、読売新聞 ! 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 5 月 27 日 20:52:55)
http://www.asahi.com/life/update/0526/008.html?t
「骨なし肉は安全」 国際機関がBSE基準緩和へ
2005年05月27日00時55分
家畜の安全基準を定める国際機関、国際獣疫事務局(OIE、本部・パリ)は26日の年次総会で、牛海綿状脳症(BSE)の安全基準の緩和で大筋合意した。一定の条件で処理・加工された「骨なし牛肉」は安全と認定し、自由な貿易を促す。基準変更の時期は流動的だが、適用されれば、米国はこれをてこに米国産牛肉の輸入の全面再開を日本に求めそうだ。
大筋合意によると、骨から外した牛肉は、BSE感染牛でなく、脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位に触れていない、などの条件で輸出入を認める。
OIE事務局の当初案は、骨なし肉の輸出入をほぼ無条件で認める内容だった。日本や韓国、ロシアなどの求めで修正されたが、条件といっても「常識的な安全対策」(日本の担当者)で、実質的には輸出国に有利な基準緩和となりそうだ。OIEは、国別の安全度を現在の5段階から3段階に簡素化することでも合意した。
OIE基準は世界貿易機関(WTO)の判断基準となるため、より厳しい国内基準を設ける加盟国は、それが輸入制限を目的にした規制ではないことを合理的に説明しなければならない。
日本は米国との間で、生後20カ月以下の若い牛に限って輸入を再開することで合意し、国内的にも20カ月以下の牛は全頭検査から除く方向だ。これを受け厚生労働、農林水産両省は24日、米国、カナダ産牛肉の輸入再開条件を食品安全委員会に諮問した。
7月の2国間協議で、米国は輸入再開の対象をさらに拡大するよう求める構えで、OIEの基準変更は米側の主張にとって有力な根拠となる。
2005年05月27日12時37分
ジョハンズ米農務長官は26日、国際獣疫事務局(OIE)の年次総会が牛海綿状脳症(BSE)の安全基準の緩和で大筋合意したことに対し、「新基準を反映するよう規制を改正することに、他の国と一緒に取り組む」との声明を出した。米国産牛肉の輸入を禁止している日本などに、早期の全面再開を求めるとみられる。
ジョハンズ長官は「国の安全度にかかわりなく貿易することができる品目に、骨なし牛肉が加えられたことは最も意味深い」と指摘した。
2005年05月27日12時14分
島村農水相は27日の閣議後の会見で、家畜の安全基準を定める国際機関、国際獣疫事務局(OIE)の年次総会で前日に大筋合意された、牛海綿状脳症(BSE)安全基準の緩和案を受け入れる考えを表明した。
一方で島村農水相は「OIEの基準に、日本がすぐに合わせる必要はない」とも述べ、米国とカナダ産の牛肉輸入は20カ月齢以下の若い牛だけを認めるという今の方針を見直す考えがないことを強調した。
大筋合意によると、骨から外した牛肉は(1)BSE感染牛や感染の疑いのある牛の肉ではない(2)脊髄(せきずい)などの特定危険部位に触れていない、などの条件付きで輸出入を認める。OIEの当初案は骨なし肉の輸出入をほぼ無条件で認める内容だったが、日本などの要求で条件付きとなった。
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