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(回答先: 再処理工場体内被ばくで県、国など現地視察 反対派試験中止申し入れ(陸奥新報) 投稿者 ロエンヒ 日時 2006 年 5 月 27 日 12:16:05)
作業員被ばくで原燃と反核燃団体に意識の差(2006/05/28)【東北新聞】
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/05/28/new06052803.htm
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、作業員男性がプルトニウムを含む微量の放射性物質を吸い込み体内被ばくした問題で、事業者の日本原燃などは被ばく量は少なく健康に影響はないと主張している。だが、反核燃団体は「量の問題ではない。被ばくに対して無神経だ」と批判。放射性物質の危険性に対する意識の希薄さこそが最大の問題だと訴え、小さなトラブルが大きな事故につながると警鐘を鳴らす。
作業員は十九、二十の両日、気圧で放射性物質を封じ込める非密閉の装置「フード」などに手を入れ、使用済み核燃料から出るプルトニウムを含む廃液の分析作業を行っていた。
原燃は、作業員が口か鼻からプルトニウムなどを吸い込んだとみており、体内に入った放射性物質は微量であることを強調。作業員も体調不良などを訴えていない―とする。
青森県が委嘱した放射線の知識普及に関する顧問で、放射線医学総合研究所(千葉県)の阿部道子名誉研究員も「吸い込んだとしても(微量で)体内除去の薬剤があるので心配ない」と、今回のケースはそれほど深刻ではないとの見方を示す。
だが、プルトニウムは消化管からはほとんど吸収されずに排出されるものの、肺に入るとがんの危険が高まる。また、原燃は扱う放射性物質の放射能が強くないのを理由に、マスク着用を義務付けていなかった。
東京の原子力資料情報室で核燃料サイクル問題を担当する沢井正子さんは「『健康に影響がないならば』と、作業員が丁寧に放射線のチェックをしなくなるのではないか」と懸念する。
核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会の鹿内博共同代表も「マスクをせずに作業をしてもいいというマニュアルを認める国や県、原燃は放射性物質の危険性を認識していない」と非難し、安全に対する意識が減退するのを危惧(きぐ)する。
県の対応が不十分だと批判する声もある。体内被ばくが判明した翌日の二十六日、県の高坂孚環境生活部長らが再処理工場に立ち入り現地確認を行った。報告を受けた三村申吾知事は、今後も原燃の対応を厳しく注視していく姿勢を強調した。
それでも、同実行委の平野良一共同代表は「原燃の説明を聞くだけで、自分たちで問題がないか確認することがない」と切り捨て、住民の安全確保のため県や村が安全の徹底に率先して動くべきだと訴える。
試運転開始からまもなく二カ月を迎えるが、再処理工場内では四月に人為ミスでプルトニウムを含む洗浄水が漏えい。五月にもウランを含む硝酸溶液が漏れ、まだ原因は分かっていない。
県民の不安が払しょくされないうちに続発するトラブル。県反核実行委員会の渡辺英彦委員長は原燃の安全管理体制について、「県民の疑問、疑念は深まるばかりだ」と指摘する。
【ワヤクチャ】プルトニウムの吸引量はどう見積もっているのか?それが知りたい。
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