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(回答先: 公務員制度への批判票か? 投稿者 ジャン 日時 2005 年 9 月 15 日 21:58:31)
という事が肝心な点なのだが、これを民間の労働者が勘違いして「だから公務員は緊張感が無いのだ。」と批判したりするのだ。
しかし、採算が合わないが人の為に役立っている仕事は悪なのか?
利潤追求が労働の目的だと割り切っている民間の労働者は市場原理主義にどっぷりと漬かってしまっているのだ。
JR西日本の事故は、国営だった事業が利潤追求をし出したらどうなるのかの例だ。
列車のスピードを落とせば金儲けはできない。
しかし、金儲けをしない事によって乗客の命は守られていたのだ。
公務員と民間労働者を対立させる事は資本家の術策だ。
金儲けの競争をさせているのだ。
>公務員制度への批判票か?
>http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/933.html
>投稿者 ジャン 日時 2005 年 9 月 15 日 21:58:31: tV9DFzLB7Zpg6
>さて、郵政民営化の是非ばかりが目立った選挙だったが、
>自民党が「なぜ郵便局は、公務員でなければならないのか」というとおり、
>民営化の是非そのものより、公務員制度への反感だけで投票したものも少なくないだ>ろう。
「公務員=仕事はちんたらやっていても安泰だ。」という宣伝が長年に渡って行われてきた。細川隆元の「時事放談」や竹村健一なんかが盛んにやってきたと思う。
今の郵便局はちんたらやっているか?
そんな事ばかりに目を向けさせているのだ。
あるいは「国営企業こそが利権の温床」といった宣伝も行われてきた。
では民間企業に利権は無いのか?
郵政事業を民営化しても新たな利権が作られるだけだ。
郵貯・簡保の巨額資金の運用によって誰が得をするのか考えよう。
>国レベルでは、国立大学の独立法人制度とか道路公団のように(あるいは郵政公社もこ>のたぐいかもしれないが)、中途半端な状態であり、民営化したからといって、現在の>職員の身分はそうかわらないのかもしれないが、地方では、外郭団体の切捨てで、ま>ともに職を失うケースが進んでいる。地方自治体の外郭団体は高鳴る民法法人にすぎ>ないのだから仕方がないといえぱそれまでだが。公務員とどれほどの仕事の違いがあ>ろうか。
民間では首切りがし放題だ。
「経営が悪化した。」だから「辞めてくれ。」で終わりだ。
公務員は簡単に首は切れない。
だから民営化したいのだ。
しかし、民間で首切りの恐怖に怯えて働いている人々は公務員がその恐怖から免れている事がうらやましい。
だから、公務員の優遇を廃止する民営化に賛成なのだ。
「奴隷の平等」を求めている。
資本家とってこのような労働者同士の足の引っ張り合いはありがたい事だろう。
>終身雇用制が過去のものとなりつつある日本社会でなぜ公務員のみ身分保障があるの>か。市場化テストと民営化が進めば、ほとんどの公務労働はなくなってしまう。
>もはや中立な公僕とか、教師聖職とかいっていたのは、過去のこと。監視システムさ>えきちんとしていれば、公正さや中立性は民間でも保たれる。教育指導要領どおりの>マニュアルだけの教育ならむしろ民間のほうが忠実かもしれない。
>いや、公務員の身分保障は、そんなもののためにあるのではなかろう。むしろ、責任>者やトップに、自由な立場でものいえる、自由な論議や政策形成の自由を保障するた>めにある。
その通り。
>今の公務員にそこまでの気概がないなら、みな民営化すればよい。
いや、中には良心的な人もいるだろうから民営化すべきでは無い。
>話がそれてしまったが、公務員制度は、それでも残り続ける。なぜなら、消費税の税>率アップにせよ、他の政策にせよ、常に悪者を残しながら、誰かのせいにしながら乗>り越えるというのが、近頃の流行らしいから。
悪役をワザワザ置いておくという事ですか?
公務員の中で世の為人の為に働いているという人が少ないからこうなるのでしょうね。
生活を安定させたいから公務員を目指すなんて事だから公務員がある種の身分になってしまい民間労働者から敵視されるのでしょうね。
まあ、国民ももっと大きな敵がいる事を知るべきでしょう。