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(回答先: 統一戦線は最低限の一致点でするもの 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 9 月 14 日 23:04:53)
単純に民主党の作戦負けでしょう。
国会内では、もちろん小泉法案反対で共闘できていたのでしょうが、
選挙では、「真の民主化」という立場をとった。
そこを自民党からは、労組の支持のある民主党は、真の民主化はできず、本音は民営化反対だと揶揄され、公明党からは、真の民主化をやれば労働者はもっとひどいことになるといった感じで挟撃された。
そしてタイミングよく、郵貯限度額引き下げなどというものだから、まったくツボにはまったようなもの。庶民の票は逃げるばかり。
反対派を追い出して、旗幟鮮明であるかにみせる自民党に対し、民主党は組織も主張も不鮮明であるかに印象づけられた。
一方共産党は、確かな野党というスローガン、これもまた、最大野党の票を減らすには効果はあっただろう。
共産党に戦術が稚拙というのはたやすいが、民主党側自身の選挙戦術はもっと稚拙だったといえるのかもしれない。
ともあれ、マニュフェスト時代にあっては、単純に反対というだけでの共闘はくみにくい点もあろう。反対の先に真の民営化があるのか、反対の先に公社存続なのかといった点で攻撃をうけやすい。
宗教が母体であれば、マニュフェストの違いなど取るに足らないことなのだろうが。