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(回答先: Re: 金よりも生活(命)→意図の錯誤では? 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 9 月 02 日 01:39:53)
という事が現実になってきているのでは無いでしょうか?
資本は自らを増殖できる環境を求めて世界をさまようのであり、
この判断に国家的あるいは民族的な価値観が介在する余地は無いのでは?
と思うのです。
グローバリズムとは世界資本の形成であり、資本に「どこの国の所属か?」を問うのはナンセンスになってきているという事。
私もアメリカ資本という言い方をしますが、これは厳密に言えば間違いであり、
世界資本はアメリカ国家に寄生して軍需産業などで資本増殖を行うという事でしょう。
郵貯・簡保の金を「アメリカ資本」に取られるという言い方は厳密には世界資本に取られると言うべきでしょう。
日本における資本の独立性が破壊されるという事です。
これ自体は世界資本による日本支配の強化を意味し、極めて危険な事です。
国民経済という枠組み自体が破壊されようとしています。
名目上日本に資本がどれだけあるのかをリアルタイムで表す事は可能なのかも知れません。
しかし、投機により一瞬にして富が失われるという事は多々ある事で、その数字を追い掛ける事に意味があるのか?という疑問が浮かびます。
日本の富が少なければ政府は小さくせざるを得ないという事なのでしょうが、
富の計算方法自体が問題かと思われます。