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(回答先: <郵政民有化解散>金利高騰の臨界点が近い(抜粋) 吉田繁治 投稿者 まさちゃん 日時 2005 年 8 月 22 日 18:17:37)
【吉田繁治氏】
「個人金融資産の90%(1260兆円)が、国家・地方への貸付に
なったときを臨界点に、金利が暴走する可能性が高いと思えます。
個人金融資産が1400兆円あるから、日本の政府赤字は大丈夫と
は、もう言えないのです。
猶予(ゆうよ)分はあと100兆円〜150兆円、期間にすれば2
年から3年でしょう。遅くとも4年(200兆円)
次期政権は、このことに、まともに取り組まねばならない。」
[あっしら]
個人金融資産の最終的運用ポートフォリオの変動が、金利高騰につながるわけではない。
それは、下の方でも書いたが、現時点で既に個人金融資産を超えているのに金利は高騰していないことでも実証されている。
金融資産は眠っているわけではなく既に使われているものであり、政府部門に貸されていようが、企業部門に貸されていようが、家計部門に貸されていようが変わりはない。
どこかに大事にしまわれている1400兆円のお金が政府部門などによってじりじり借り入れされ続けているわけではない。
日銀の政策金利をベースに、借り入れ需要と貸し出し供給のバランスで金利は変動する。
借り入れ需要に貸し出し資金が不足して金利が上昇する状況が見えたら、円を増発できる日銀が貸し出し資金を供給すればいいだけである。
(借り入れ需要が政府部門なのか企業部門なのか家計部門なのかは問題にならない)
これも、日銀の国債買い入れや日銀当座預金残高の引き上げのかたちですでに行われていることである。