★阿修羅♪ > 議論21 > 715.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
<Vol.212 :緊急号:郵政民有化解散> 8月9日 吉田繁治
http://blog.mag2.com/m/log/0000048497
・・・・・・・・・・
■8.金利高騰の臨界点が近い
借金は、返済せねばどんどん増えます。
累積赤字の先延ばしは、負債をもっと大きくします。
政策論では、
政府の赤字と「1週間で1兆円以上の速度(年50兆円〜60兆円)」
で累増する公債を、今後、どうするかでなければならない。
多額の国債増発を、郵政公社や日銀で引き受けて、こそこそやるよ
うでは、一層危険が増します。
巷(ちまた)の「国家財政破綻論」に対し、そうではないという論
拠と数字を全部挙げ、まともに答える政府でなければならない。
次期政権は、この問題に、直面を迫られるからです。
日銀だけが国債をもっと大量に買うしか方法がない時期が、近づい
ています。
政府への貸付に304兆円が固定された郵貯・簡保の資金は、枯渇
しつつあるからです。1400兆円の個人金融資産は、今、その8
0%が、国家への貸付になりつつあります。
個人金融資産の90%(1260兆円)が、国家・地方への貸付に
なったときを臨界点に、金利が暴走する可能性が高いと思えます。
個人金融資産が1400兆円あるから、日本の政府赤字は大丈夫と
は、もう言えないのです。
猶予(ゆうよ)分はあと100兆円〜150兆円、期間にすれば2
年から3年でしょう。遅くとも4年(200兆円)
次期政権は、このことに、まともに取り組まねばならない。
・・・・・・・・・・