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(回答先: Re: 縄文文明は多くのことを教えてくれます。 投稿者 金十字架 日時 2005 年 7 月 20 日 15:33:16)
金十字架 さんメールありがとうございます。また考古学に興味を持っておられるとのこと、そして縄文時代に特に関心があるとのこと、これから話が尽きないようですね。
＞具体的に、今の時代の為にすぐにでも通用するなにかアイデア、得策があるというのならご提示いただきたい。
これが金十字架さんのこの文章の趣旨だと考えます。
私はワヤクチャさんとどのように社会を変えていくのかと言う議論をだいぶやってきました。そして縄文ビトのＨNが阿修羅の中に顔をのぞかせています。どうぞ参考になさってください。後はアドレスを入れておきます。
＞ときにあなたは三内丸山に足を踏み入れた事はあるのだろうか。何をどう感じただろうか。そこで何を見、何を得ただろうか。
三内丸山は私はあまり好きではありません。二回ほど行きましたが歴史認識が甘い感じがいたします、つまり現代風に人工的に作った面が強すぎるということです。
そして高床式建物、私は縄文時代にはなかったのではないかと思っています。高床式建物は弥生時代に食物貯蔵を主にして建てられたのではないかと考えますが。
同じ青森県でも小牧野遺跡の方が縄文としての強い想像が沸きます。山の上を平らにした土木工事、谷にある川から岩石を運び込みストーンサークルを作っている共同体としての力を感じます。
また青森県の是川遺跡も私のお気に入りです。ただ、なぜ膨大な芸術的作品を意識的に湿地に埋めて、どこへ去ってしまったのか。大いなる謎です。そこには青竜刀に似た石剣があります。中国との交流があったと考えています。多分長江文化との接触があったのかと考えます、そして縄文の中に彼らは溶け込まされてしまった。
長江文明は既にそのとき階級性があった。しかし縄文文化の中に彼ら階級性の概念を持った人間がなぜか縄文の共同体意識に溶け込んでしまった。これが非常に重要なことです。階級意識さえも消し去ってしまう人間の持つ和の精神。縄文に戻るのではなく人間に最初から備わっている精神的なものを感じます。
http://www.narashino-k.com/
これは私のホームページアドレスです。よろしかったら覗いてください。
ただ最後に一言、ワヤクチャさんの社会を変えようという考え方、実現可能だと信じますか。信じるとしても後どのくらいの時間を必要とするのかを出せますか。
ワヤクチャさんのような意識を持った人が過去に何人もいました。しかし社会を変える力には残念ながらなれませんでした。
現在はマルクスの思想では社会は動きません。金十字架さんでしたらマルクス主義でも社会を変えられると思っていますか。出来たら行動をしてください。
以上は私の縄文知識と、マルクス主義としての考え方です。今度は金十字架さんの縄文感を語って下さい。お待ちしています。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。