★阿修羅♪ > 議論21 > 466.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re: 意志や正しい理想がなければ何からも役立つ事は学べない 投稿者 金十字架 日時 2005 年 7 月 20 日 04:37:52)
金十字架さん、私の書き込み込んだ縄文時代からの関連性として、書かせていただきます。以下の文章は金十字架さんの疑問点だろうと思いましたので、他の方に書き込みました縄文ビトの返信を参考にして共に読み考えてください。
>今の社会に縄文の何かをもってきて、いきなり役立てようと提唱してもそれは無理というものだろうがしかし、頭ごなしに無理と言う事もおかしなことかもしれない。日本のある地方の祭りにみられる伝統息づく縄文のそれは、確かに現代人が飢渇している魅力的な文化形態であることを伝えている。これも体感しないものにはわかるものではない
今の社会に縄文時代を重ねあわせるものではないのです。その時代は無階級・無階層の社会であり。縄文時代と同じ時代が現在の考古学では1万5、6千年前世界中が同じ無階級・無階層の社会であったということです。それがあるとき農耕の発生を利用した権力者の出現から現在の社会まで、その小さな出来事が大きく拡大し今の非人間社会を形成しているわけです。
マルクスの時代はまだ、エンゲルスの言うような文化人類学的見方での、モルガンのインデアンの生活が遠い時代を唯一人間の過去の生き方として見て取れる方法でしたが、現在では考古学の発展から、埋葬時に副葬品が無いということで無階級・無階層の時代であったと、後の時代の埋葬時の副葬品(例えばツタンカーメンの副葬品)等から時代の違いを見て取れます。
また、階級・階層は親から子へと世襲されていくものであり、そこには人間の職業の選択の自由が平等でないわけです。
またこれからも書きますので、世界に誇れる縄文文明として興味を持ってください。そして社会を変えることが出来る理論形成の材料として縄文時代を考察してください。