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(回答先: 階級概念が曖昧ならば、反グローバル党ではいかが? 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 6 月 19 日 11:19:11)
スパルタコスポノさん、レスありがとうございます。
党の綱領の筆頭に「貧者救済」が掲げられるべきだという事であり、具体的にどのような政策を掲げ活動するかはまた別個に考えなければなりません。
生活保護、借金苦にあえぐ人々の救済、雇用政策、最低賃金のアップ、福祉政策、累進的税制などの具体的政策が必要です。
そういう具体的政策論議をやっていきませんか?
>階級概念が曖昧ならば、反グローバル党ではいかが?
階級という言葉自体、曖昧だと思われませんか?
この点の確認は非常に重要です。
今まで、この曖昧な言葉によって我々は翻弄されてきたのです。
反グローバルというスローガンは
「国際資本の暴走に対する制御」というスローガンに切り替えるべきです。
スローガンは具体的な対象に対する具体的な対処を表すものであるべきです。
>http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/366.html
>投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 6 月 19 日 11:19:11: VwFkRnCGdf9dw
>(回答先: 階級では無く、貧乏人でいいと思います。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 >年 6 月 18 日 15:35:25)
>米中を中心に展開されるグローバリズムに対抗する勢力でいいかも知れません。
そのように言いますと、例えば、日本資本の中国進出に反対とかいう話になりかねないのですが、この事の評価を厳密にする必要があります。
>親米右翼と親中左翼では全然対立軸足りえません。
この2つの対立という事であれば、アメリカ帝国主義と中国帝国主義のいずれを選択するのか?という問いになってしまい、我々がどちらに付くべきか?という問題で無い事は明らかです。
>米中は同じグローバリズム勢力なのですから。階級概念を曖昧化して貧乏人の勢力を>結集するというなら、いっそでっかく世界的な反グローバリズムを展開できる党を作>った方が展望が開ける。
>政府レベルでも自治体レベルでも、グローバリズム勢力は伸展している。自民党も橋>本派や小渕派を中心とするかつてのゼネコン利権を足場にしたナショナリストは叩き>落され、銀行を足場にした親ネオコンのタカ派グローバリストが幅を利かせるように>なっている。
>キーワードが貧乏だけじゃ、ゆきづまるのは目に見えている。
もちろん、綱領の最大の目標を貧者救済にするというだけであり、その大目的実現の為の総合的な政策構造を構築する必要があります。
>対抗軸はやっぱり地域自治、その上での貧乏でしょう。まず、自治が先に来るべきだ>と思う。
貧者救済の為になるべく小さな単位での地方自治の確立と貧者救済制度を作る必要があります。
>教育・医療切り捨てでも、貧乏人が苦しむのは本質ではある。しかし、これを地域自>治と世界経済の問題としてとらえるからこそ展望が開ける訳でしょう。
全てのレベルにおける貧者救済へのシフトは可能です。
>貧乏だけを中心にした場合、ラテンアメリカやネパールの極左みたいなポピュリスト>でとどまる可能性がある。
変革主体は貧者救済党なのであり、構成員は「貧者救済を最大目標とする人々」です。党員自体は必ずしも貧者ではありません。
>あくまでもう一つの日経新聞、もう一つの経済審議会としての世界経済への提起こ>そ、貧乏人も救われるのではないか。
貧者救済の為のメディア
貧者救済の為の世界経済への提案
が必要です。
為替取引に対する課税が当面必要です。
>「労働力売買禁止」では人は動かないのと同様に、貧乏人救済をストレートに出すだ>けでは、貧乏人は救われない。
それだけで動くワケではありません。
各政策を具体化していくのです。
>ホームレス支援活動をする新左翼の活動家と一緒だと思う。
そういう活動も大事です。
しかし、そういう活動も含めて戦略的に行動しなければなりません。
>短期的にはそれはそれでいい。無駄だとは思わない。しかし、展望がなければ、支援>が終われば、ホームレスの人はまた元の木阿弥である。
その通りです。
継続的な活動を行う為の戦略が必要です。
その為にまずは政策論議をしたいのです。
>北・朝鮮のような飢餓状態を解決する場合でも、直接食料を渡すのは第一段階として>は必要だが、農業・電力支援という次の段階が必要だ。
当然です。
>階級概念を曖昧化できるなら、いっそ貧乏人・ホームレス救済を超える地元の産業活>性化のために何ができるか考えないと、ホームレスも最貧困層も結局救われないので>ある。
各地域での産業の活性化が最も必要な事は言うまでもありません。
ホームレスに住み込みで働いてもらう農場などを考える必要があります。
>まず、地域のものを買うために地元の商店街が協力して、地元の店で商品を買えば、>特典がつくようにするとか、そういう取り組みが大切なのだ。
それは必要です。
地域の農家が地域の市場に直接納品するシステムが必要です。
農協の問題がここにはあります。
>何ら展望のない最貧困層主義はこれまでゆきづまりの原因となってきたのである。縄>文時代に戻るべきという主張も、ある意味興味深い。そういうエコロジカルな方向性>での貧困解決もある。ただ、単に貧困層を救えというペロン的な主張は、皇室の方が>ホームレスに励ましの声をかけているようで、なんか少し不審なものを感じる。別に>皇室の人がホームレスを慰問してもええけど、それで解決するものでもないと思う>し。
その通りです。
問題は根本的に解決しなければなりません。
その為の体系を作っていきましょう。