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(回答先: Re: 権力は服従を求める→それはそうですね。 投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 6 月 14 日 11:35:03)
スパルタコスポノさんレスありがとうございます。
>そこは違うのですわ。権力というのはワヤクチャさんがリーダーになったとしても、そこに権力があるのではなしに、ワヤクチャさんを支持する人全体が他の集団に権力を行使する。こうなってくると、ワヤクチャさん自身が下りたくても下りられない権力ができるという。指導者が支持者に規定されるのである。毛沢東やスターリンのような共産圏の共産党はあまり良い例がないが、安保闘争の時の社共は良い例です。あの時、国会前で解散を呼びかけた共産党は労働者から罵声を浴びた。権力は下から形成されると下のワヤクチャさんのレスにありますね。小泉を支持しているネットうよりも外部には圧力をかけますが、小泉に服従するどころか、小泉を支持し続けるとは限らないのですよ。支持=権力とすれば、支持を失った時は権力を喪失するのです。事実、森なり小泉なりを支持した者が「コイツダメだな」と思ったら、切られる訳です。地位に下に見える方に落とされることもあるでしょうね。ワヤクチャさんが支持されて、ワヤクチャグループが権力を得ても、ワヤクチャ氏が支持者にそぐわない方向を考えていると見られたら、失脚するでしょうね。共産圏のような独裁国家ではなく、株主総会をイメージしてみてはどうでしょうか?株主は今の経営陣を支持します、と。株主=納税者=国民で、株主が権利を行使する。家族会は小泉を支持しても、服従はしません。小泉に圧力をかけるだけです。実際は首相の小泉が最高権力を持っているのではないのです。権力を行使するのは国家権力・マスコミ・右翼全体なんですね。
権力というのは刀のようなものだから、ここぞという時に使うものです。
>安保闘争の時の社共は良い例です。あの時、国会前で解散を呼びかけた共産党は労働者から罵声を浴びた。権力は下から形成されると下のワヤクチャさんのレスにありますね。
あの時私はその当時政治にあまり深入りしていなかったので分かりませんが、上記文章の中にある社共は労働者の指示によって権力というものを持っていたんでしょうか。これは社共に聞いたほうがはっきりします。戦い(労働者運動)を継続していくと、その時治安という名目で国家権力(警察及び軍隊)が出てきて多くの犠牲者を出すと判断したからではなかったのかと考えますが。天安門広場のように。
支持=権力とすれば、支持を失った時は権力を喪失するのです。
私は支持イコール権力とは見ていませんが。そこに大きな違いがあるのかと思います。あくまでも私の考えでは権力とは服従を要求するものと考えています。
縄文時代その社会にはリーダーはいても権力者はいないというのが定説になっています、日本で権力者が現れたのは弥生時代からだといえます。
そしてまた未来に遡った時、その社会にも権力者がいるのかと考えると何のために人間の社会を創ろうとするのかも意味が無くなります。
現在は真の人間社会ではなく、その社会は支配される側と支配する側が両者とも支配する、支配されるということすら分からない(多数の人間が)中で人生を生きている。現在はまだ両者に支配・被支配を理解させていく時代ではないかと考えます。
新しい時代のためにまず、権力とは何か?を定義付けたらいかがかと思いますが。
>家族会は小泉を支持しても、服従はしません。小泉に圧力をかけるだけです。実際は首相の小泉が最高権力を持っているのではないのです。権力を行使するのは国家権力・マスコミ・右翼全体なんですね。
小泉には権力者ではないということですね。私もそう思います。
>権力というのは刀のようなものだから、ここぞという時に使うものです。
使わせないためにも理論武装が大事かと思います。それは暴力を否定するものだといえます。